うどん

改札を出ると、電話が置いてあるスペースがある。携帯が普及したせいで、以前のように並んだりはしていないものの、やはり利用者は多い。
そこで母によく似た人を見た。髪形、服装、体型、持っているバックまでそっくりだ。世の中にはよく似た人がいるものだと思いながら近づくと、本人だった。
こんな時間に駅にいるはずがないという思い込みがあったのだが…。
父も遅くなる予定だったので、二人で改札の前で待った。こんなとき携帯があればと思ったが、あったところで電車に乗っていたら通話は出来ないから、意味はないかもしれない。

うどんを食べた。がっかり…。
うどんにも人それぞれでかなり好みに違いがあるんだろうなあ。私はモチモチ、ツルツル、コシがあるのが好き。

自転車に乗っていたら、前を高校生3人がノロノロ走っていた。歩道いっぱいに広がっているので、抜かすことも出来ない。ぴったり後ろを走っていたが、気付いているのに避けるつもりもないらしい。なんで、手を繋ぐかな…と苛ついていたら、警官に呼びとめられた。「ライトはつきますか？」「カギはついてますか？」と高校生に訊いている。自転車の盗難多いし、仕方がないのかもしれないが、なんだかなあ。疲れてるのに。
私もライトがつくかと訊かれたので、ついてますと答えた。訊く前に見てくれよ…。つけてんじゃん？
でも、前の自転車だったら、ライトが壊れていたので、まずかったなーと思った。

帰宅して、職場で聴きたいと思っていたMIDIを聴いた。知らない曲だったけど、かわいらしかった。子供のころ、姉が持っていたオルゴールつきの宝石箱を思い出した。オルゴールはこんなかわいい曲ではなかったけど、イメージ的に。
絵画や音楽んは疎いほうだけど、知らなくても楽しんだり感動したりできる。知っていたら、きっと他の楽しみ方も出きるんだろうなあ。そのうち、CDをレンタルして色々な曲に触れたいと思っているのだけど、なかなか実行できない。また、聴きたい気分になってしまった。

疲れているし、自分のバカな行動のせいで憂鬱になっていたけど、少し落ちついた。