ISBN:4087472426 文庫 恩田 陸 集英社 2000/09 ¥520

数年前に人に勧められたのだが、図書館ではいつも貸し出し中で、読む機会を逸していた本。
書評なんかでも評判がいいので、古本屋で見かけたときに買って読んでみたら、面白かった。
タイトルといい、超能力者の一族が出てくるという、あらすじといい、どうも好みじゃなさそうだと思っていたんだけど、読んでみるとかなりイメージが違う。
超能力者であるがゆえの話も面白いけど、ちょっとした心理描写なんかがすごくいい。
「オセロゲーム」に出てきた母親の心理だけは、ちょっと分からなかったけど。私だったら、たとえ僅かでも取り戻せる可能性があるなら、何にでも縋ってしまうと思う。電話しないでいられるのが不思議。

続き、書かないのかな……。
どれも面白かったし、全体のその後も気になるし。

それにしても、私の本の感想って、いつも「面白かった」で終わってるなあ。
小学生だって、もう少し語彙が豊富なような……。

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追記
そーいえば、これってN○K(なぜ伏字)でドラマ化されたと聞いたような気がするけど、一体どうやってまとめたんだろう。
気になる……。

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