忙しいときといえば

便利アイテムで何が一番欲しいかといえば「どこでもドア」だが、忙しい時期や冬の寒い朝に布団から出たくないってときに欲しくなるのは「コピーロボット」だろう。
（なんか偉そうに怠けたい話を…）
仕事や学校に代わりに行ってくれる上に、その間の記憶も簡単に脳に貼り付けられてしまうという、夢のような（？）機能がある。
けど、あれを現実に使うのは、結構しんどいんじゃないかな。
確かコピーロボットはコピーする本人と能力は変わらなかったはずだから（多分、恐らく）、当然ミスもすると思う。それに学校なんかだと、友達と微妙な会話になることもあるはず。そんなときに自分のコピーが勝手に対処してしまって、それを自分の記憶として後からまとめて植えつけられるなんて、「人生はままならないものだ」って達観できてない限り、相当キツいのでは。
逆に嬉しいことがあったときも、体験ではなく最初から思い出になってしまうわけで、味気ないだろうなあと。
（それで1号は悔しがってた…）
そんなことを考えつつ、けどやりたくないことをする時間に他の事ができたら、やっぱりいいだろうなと思ってしまう。

あー、けど、本当に（趣味に)忙しいから、時間銀行で時間の貯蓄ができればいいのにって思ってしまう。（これはエンデの『モモ』）