ISBN:4101215235 文庫 小川 洋子 新潮社 2005/11/26 ¥460
先に映画を知って、面白そうだから原作を先に読んでみようと思った作品。映画のほうは…どうも原作ファンには評判がいまひとつって感じなので、観にいかないかも。
面白かった。この作品に出会えてよかったと思う。
芥川賞受賞とか聞くと、最近はともかく、何年か前までは難解な文学作品を書く作家というイメージだったので、先に作者の受賞歴を見て、これは読みにくそうと思って読み始めたのだが。
文章もストーリーも読みやすかった。深読みする必要もなくて、ただストーリーを追っていけば、自然と泣かせてくれるし、暖かい気持ちにしてくれる。
泣くのは…泣くツボも人によって違うと思うが、私の泣くツボには思い切りはまっていて、一場面ごとに涙ぐんでいたような。
こういう切なさとか、こういう優しさには弱いです…。
数学の説明でひっかかるかなーと思ってたけど、文系の人でも十分分かるし(数学でいつも赤点だった私でも大丈夫だった)、読めば面白いと思う。数学って面白い学問なんだと分かった気がした。しかも博士という人を語る上で、数学は本当に必要ってところがすごい…。
とにかく感動しました。
先に映画を知って、面白そうだから原作を先に読んでみようと思った作品。映画のほうは…どうも原作ファンには評判がいまひとつって感じなので、観にいかないかも。
面白かった。この作品に出会えてよかったと思う。
芥川賞受賞とか聞くと、最近はともかく、何年か前までは難解な文学作品を書く作家というイメージだったので、先に作者の受賞歴を見て、これは読みにくそうと思って読み始めたのだが。
文章もストーリーも読みやすかった。深読みする必要もなくて、ただストーリーを追っていけば、自然と泣かせてくれるし、暖かい気持ちにしてくれる。
泣くのは…泣くツボも人によって違うと思うが、私の泣くツボには思い切りはまっていて、一場面ごとに涙ぐんでいたような。
こういう切なさとか、こういう優しさには弱いです…。
数学の説明でひっかかるかなーと思ってたけど、文系の人でも十分分かるし(数学でいつも赤点だった私でも大丈夫だった)、読めば面白いと思う。数学って面白い学問なんだと分かった気がした。しかも博士という人を語る上で、数学は本当に必要ってところがすごい…。
とにかく感動しました。
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