執事の特権

2006年4月11日 榎田尤利
新書 佐々木 久美子 大洋図書 2006/01/26 ¥903

違〜〜う!
著者は榎田尤利

新書は高いから買い控えていたのだが、オンライン書店の送料無料合わせ(日本語崩壊…)のために買ってしまった作品。
なにかものすごく踊らされてるというか、罠にかかってしまったような気分だったのだが、ありがとう、某書店。
すごく面白かった…。

以下、ネタバレあり。

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冒頭でまたなんか強引な設定だな好きだからいいけど、とか思って読み始めたら、その強引なところが無理なくおさまっていって爽快だった。
仕事ができると知った時点で旦那様にはかなり好意的だったが(…)、旦那様と執事(老紳士のほう)の信頼関係がすごくいい感じで。ラストの常識的な旦那様はなんか可愛い。
秘書(または新米執事)のほうも下僕にはならず、下克上もせず(?してたかも)、最後まで忠誠を尽くしていてよかったな。
しかし、タイトル。ひねくれた読み方をする私は、ここまでストレートな意味だとは期待してなかったのでサプライズな喜びがあった。

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