チョコレートと金木犀と彼岸花

チョコが美味いです。
最近のお気に入りは「いもくり」（1回しか買ってないけど、いっぺんに食べ終わらないから…）。
なんとなくブラックコーヒーに合うような気がする。職場ではミルクを常備できないので、いつもブラック。カフェオレ好きなのに、ブラックにすっかり慣れてしまった。
で、カフェオレのほうが合うチョコもあると思うんだけど、私の味覚ではこのチョコはブラックに合う。
ちなみに今日衝動買いしてしまったカムカムレモンティーには合いません。
（紅茶のペットボトルを予定して買うほうが珍しい行動だろうけど、コンビニで見かけて、飲みてー！って思って買ったから衝動買い。チョコ食べた上に133キロカロリーもある紅茶を飲んでしまうなんて秋の衝動って怖いなあ）
　

金木犀が咲いてます。
わりと鼻の機能がサボりがちなワタクシの場合、こんな気付きやすい香りも気づかず、目で花を見てから、そういえば香りがするって感じなんだけど。
本当かどうかちょっと疑ってるけど、外国人は梅の香りが分からないことがあるとか聞いて、私は梅の香りは知ってるけど、あんまり気づかないなあと…。
こんな私だけど、まだアロマテラピーは続けてます。すみません。
　
　
彼岸花を見かけるようになりました。
この花を見ると『百鬼夜行抄』を思い出す。未読の人と、そう言われても思い出せない人にとっては以下ネタバレ。

確か（いきなり記憶曖昧）若い女性の霊ばっかりが愚痴をこぼしていく話だったと思うけど（超訳）、実際赤いほうの彼岸花を見てると毒々しいぐらい鮮やかで、若い女性の恨みを表すのにぴったりな花だなあと思う。なんかこの時期になるといきなり現れるみたいに咲き出すところも。よく晴れた日に見ても、ちょっと陰気な花で。
で、花を見てぱっと思い出すのが『百鬼夜行抄』ってところが、この作品のすごいところだろうなあと。
この作品を読んでいて、すごく感動したとか心に残ったとかいうことって実はない。名画を鑑賞するっていうより、水彩のスケッチを見てるような感覚で読んでしまうんだけど、何かのきっかけで思い出して読み返したくなる。そういうところが好きみたい。