旅行とモンブランのこと

旅行に行ってきた。島に。
「乗船40分前には港にいてね」「バスは渋滞すると30分以上かかるかも」という注意を受けたし、私は遠くに行くときは30分ぐらい余裕を持って動くようにしてるんで、結果的に2時間前に着いた。
暇だ。
なぜ旅行に来て、こんな暇……。
で、船は10分遅れで港に入ってきた。うーん。
島についてメインの観光地に移動。わりとサクサクとバスに乗れ、順調だったが。帰りのバスの時間を確かめて呆然。
2時間に1本しかないのか！
本数が少ないのは覚悟していたが、1時間に2本ぐらいはあるだろうと…普通は思うじゃないですか。
どんなやる気のない観光地なんだ、ここは。
で、まあゆっくり観光して昼ごはんでも食べてれば、時間もちょうどよく…と気を取り直したが、観光はゆっくり回っても15分で終了。……この程度なら大々的に宣伝しないでくれよ。
で、昼ごはんを食べようとしたら、店がない。別にグルメな昼食がいいとか土地の名物はいやだとかワガママを言ったわけではなく、普通に何も売ってない。今川焼きは売ってたが…。「〜〜祭り」と名前をつけて宣伝してる観光地で飢えました。観光地でひもじい思いをしたのは初めてです。そしてバスが来るまでまた辛い時間を過ごした。
再び暇だ。しかも腹減った。
バスが来たので人里に戻って、とにかく腹ごしらえをして、見たいところもないので貝の博物館へ。今年から貝が胃に棲み始めたらイヤだなとか思いつつ（元ネタ覚えてます？)、楽しく見て回り、海岸を散歩。…やることなかったせいだが、自然に癒された。
宿はこんな汚い部屋でこの料金取るのか！と憤ったりした。
妙な潔癖だから（妙に、ではない）古い建物だとドアの開け閉めもしたくないし、結構不便だ。
でも、料理は美味しいし、宿の人はみんな感じがよかった。部屋が汚いぐらい、まあいいやと思えるぐらい。
で、翌朝はバスの時間を間違えて（だってハイシーズンなのに、期間限定のバスがないなんて普通は…）、うおおう、2時間待つのか！と悶えていたら、別の路線のバスの運転手さんがタクシー会社の番号を教えてくれた。…島の人はみんな親切だ。でも、観光に力を入れてるとは思えない。
メイン観光地に無事に辿り着いて、3時間散策。素晴らしい景色を堪能したが、筋金入りの運動不足なんで、明日を待たずして筋肉痛に。若いから早いわけではなく…。
そこで唯一の食堂に入ると、初めてムカつく島民に会った。いくら観光客相手でも、客商売でその態度かよ！と驚く。
そして、バス事情が悪すぎるために、やっぱり出航2時間前に港で待機。うう、港のまわりにはお土産やさんが2軒あるだけで、お茶する場所もない。コンビニとファミレス完備の都会が恋しくなりました。
というわけで、ひたすら花粉症と戦い続けて乗船。
マスクと鼻炎薬が売っている都会は素晴らしいと思った。
…レンタカーを借りればよかったと、生まれて初めて思いました。

帰宅後。
モンブランを買ってきて食べた。やっぱり美味しいモンブラン最高♪
バレンタインの前なので、やたらとチョコ系のケーキが多くて、イチゴとラズベリーののったチョコタルトも食べた。これがまた美味しい。
体重計に乗ったら1.5キロ太っていたが、まあストレスが減ったからいいことにしよう…。