どくしょ

2007年3月7日 渡海奈穂
渡海 奈穂『夢は本当の恋になる』

1月?に買ってそのまま温めてしまった新刊。
発売日に買ったのに…なんだか悔しい。
でももしこの本の発売が1月末なら、まだたったの4週間強しか経ってないし…。(いや、新生児は生後4週間まで新生児と呼ばれるんだし、新刊だって…とか思って)

ネタバレ

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地味だということと、リーマン×教師だということだけがこの作品の予備知識だった。まあ私にとっては当たり外れの多い作家さんなので、どうかなあと思いつつ設定的には期待。
確かにいくらでも派手になりそうな設定を含んでいるのに、地味なまま終わって、私としては満足な1冊だった。地味は私としては誉め言葉のつもり。
キャラも好みだったし、いつもながら読みやすいし、リアリティが適度にあるし。
最後の深見の選択は、普段なら苦手系の選択だったけど(とくに受けだとイヤ)、この作品ではすごく納得がいったし、いいなあと思えた。
すごく心に残るタイプの作品ではないけど、多分読み返すことになりそうな気がする。
刺激よりも、心理描写を重視する方にはおすすめ。かなあ?

(小説10)

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