時々、というか非常によく検索除けを入れ忘れる。…後から慌てて入れてみてもキャッシュで引っかかってるし。キャッシュなんてキライだ。
私が今まで見た中で一番驚いた(というか、あきれた?)誤植は、某BL雑誌で「虚勢を張る」の「きょせい」がBLの受を表現するのにそれはどうだろうという漢字になっていたとき。
しかし、そんなこととは関係なく作品自体は面白かったので(まあ関係があるわけもないけど)、他の作品も読んでみようかしらと思って、でもあんまり好みの設定のものが見つからなかったので、とりあえず古本で買ってみようと思ったのだが、1冊しか見当たらず、選択の余地もなく買ってきて、あらすじを読み直して無理っぽくて放置してあった本をようやく読了。
『微/熱の引/力』 可/南さ/らさ
とりあえずネタバレってことで。
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受が趣味じゃなかった。
裏表紙のあらすじを読んで表紙のイラストを見れば見当がつくことであったが、よほど好みの絵柄か、買うのに支障があるような激しいものでない限り、あんまり表紙のイラストを見る習慣がない……。見とけばよかった…。
といってもあくまで個人的な好みの問題で、別にこのキャラに魅力がないという意味ではない。…そんなの当然かもしれないけど、個人的な趣味の問題以前の場合もたまにはあると思うので。
というわけで、あまりに受が趣味に合わなくて読むのが辛かったのだが、攻は普通に好みのタイプだったので、頑張って読んでみた。どうにもビールを飲んでるみたいな辛さだったが、一気に読めた。(私はビール苦手なので、乾杯の後はさっさとグラスやらジョッキやらを空けて次にいくことにしているのだが、一気飲みすれば案外飲める。それにちょっと似てる)
ものすごく失礼な態度ですが、逆説的に攻の魅力と読みやすい文章を褒めようとしているつもりなので、ご容赦ください。つまり受がそこまで苦手だったのに、文章と攻の魅力で読めてしまったと言いたかったわけで…。
文章は、癖が少なくて結構好きかも。癖が強いと愛が冷めてきたときに鼻につきやすいし…。
で、攻が(BLとしては)控えめなカッコよさで、わりと等身大で、かなりムカつくキャラでよかった。読んでてムカつくんで、とりあえず痛い目をみて思い知れ!とか思ってたら(…)、本当に思い知っててツボだった(…変なところにツボがあるなあ。やっぱりSなんだわ、私)。いや、その後思い知りすぎて、おとなしくなってしまったのはちょっとばっかり可哀想ではあったが。可愛さ余って(?)振られてしまえと呪いをかけていたのに、ちゃんとハッピーエンドだった。残念だ(嘘です)。
ちなみに続編で受視点になってしまって倒れそうになったが、なんだかだんだんこっちも慣れてきたし、受が成長していたので、なかなか読後感がよかった。
10ページ目で放り出さないでよかったな。
(小説17)
私が今まで見た中で一番驚いた(というか、あきれた?)誤植は、某BL雑誌で「虚勢を張る」の「きょせい」がBLの受を表現するのにそれはどうだろうという漢字になっていたとき。
しかし、そんなこととは関係なく作品自体は面白かったので(まあ関係があるわけもないけど)、他の作品も読んでみようかしらと思って、でもあんまり好みの設定のものが見つからなかったので、とりあえず古本で買ってみようと思ったのだが、1冊しか見当たらず、選択の余地もなく買ってきて、あらすじを読み直して無理っぽくて放置してあった本をようやく読了。
『微/熱の引/力』 可/南さ/らさ
とりあえずネタバレってことで。
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受が趣味じゃなかった。
裏表紙のあらすじを読んで表紙のイラストを見れば見当がつくことであったが、よほど好みの絵柄か、買うのに支障があるような激しいものでない限り、あんまり表紙のイラストを見る習慣がない……。見とけばよかった…。
といってもあくまで個人的な好みの問題で、別にこのキャラに魅力がないという意味ではない。…そんなの当然かもしれないけど、個人的な趣味の問題以前の場合もたまにはあると思うので。
というわけで、あまりに受が趣味に合わなくて読むのが辛かったのだが、攻は普通に好みのタイプだったので、頑張って読んでみた。どうにもビールを飲んでるみたいな辛さだったが、一気に読めた。(私はビール苦手なので、乾杯の後はさっさとグラスやらジョッキやらを空けて次にいくことにしているのだが、一気飲みすれば案外飲める。それにちょっと似てる)
ものすごく失礼な態度ですが、逆説的に攻の魅力と読みやすい文章を褒めようとしているつもりなので、ご容赦ください。つまり受がそこまで苦手だったのに、文章と攻の魅力で読めてしまったと言いたかったわけで…。
文章は、癖が少なくて結構好きかも。癖が強いと愛が冷めてきたときに鼻につきやすいし…。
で、攻が(BLとしては)控えめなカッコよさで、わりと等身大で、かなりムカつくキャラでよかった。読んでてムカつくんで、とりあえず痛い目をみて思い知れ!とか思ってたら(…)、本当に思い知っててツボだった(…変なところにツボがあるなあ。やっぱりSなんだわ、私)。いや、その後思い知りすぎて、おとなしくなってしまったのはちょっとばっかり可哀想ではあったが。可愛さ余って(?)振られてしまえと呪いをかけていたのに、ちゃんとハッピーエンドだった。残念だ(嘘です)。
ちなみに続編で受視点になってしまって倒れそうになったが、なんだかだんだんこっちも慣れてきたし、受が成長していたので、なかなか読後感がよかった。
10ページ目で放り出さないでよかったな。
(小説17)
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