ディア・グリーン 瞳の追うのは 2
2007年5月6日 BL漫画
富士山 ひょうた 幻冬舎 2006/12/22
『ディア・グリーン』のほうだけ以前にお借りして読んでいたのだが、本屋で裏表紙のあらすじを読んでもさっぱりぽんと(懐かしい)思い出せず、思い出せないなら再読するしかないのでとりあえず3冊とも買ってみた。
というわけで、3冊まとめ読み。
ネタバレ感想。
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かなり好き〜。
こういう日常系はBLでは貴重だし、BL系に不足しがちな爽やかさがあるのもいいなあと。
本当はこういうのを小説で読みたいのだが、皆無と言わないまでもほとんど見かけない。漫画ではたまに見かけるから、そこが漫画と小説の違いなのかな。
まあこれをそのまま小説にすると退屈かもしれない。小説だとストーリーかキャラにもう少しアクの強さを求められるような気がする。たぶん…。
でも、この作品の淡々としたテンションの低さにすごく癒される。私の好みの問題として、BLには同性愛以外の刺激はとくに求めてないので。
たとえば、音海が男に告白されたと矢島に話す場面。
ここなんて一般的な(?)攻なら誤解して、受が口ごもろうものならキレてムリヤリってパターンになると思うのだが(ちょっと自信ないけど…)、矢島はとりあえずスルー。他の作品なら、「ぼくって受としての魅力が足りないのかしら」と悩まれそうな展開だ。
…まあ音海だって悩んではいたが、それぐらいは気にしてくれないと恋愛ものとして成り立たないから困るって程度だったし。
二人ともまずまず常識的な行動をとってくれるし、派手な事件も起きないのに、退屈しない。続きが気になる。過去編だから続きなんて分かっているのだが(笑)
出てくる女の子もみんな可愛いし。
うん。こういうのが読みたかった。
で、この作品を読むとき、いわゆる属性というものはまったく頭に浮かばなかった。
「お客さん、いいクール受入りましたよっ! いまならスーツもセットでつけちゃう!!」っていう売り方じゃなくて、「こういうのもありますけど〜」っていうような、売り込み方だと思う。
あえて属性で分析すると、かなりピンポイントで私の好みにあっていたので、そのへんで楽しめたところもあるのかも。
スクエアじゃない不器用クール受、好きだなあ。
(漫画21)
『ディア・グリーン』のほうだけ以前にお借りして読んでいたのだが、本屋で裏表紙のあらすじを読んでもさっぱりぽんと(懐かしい)思い出せず、思い出せないなら再読するしかないのでとりあえず3冊とも買ってみた。
というわけで、3冊まとめ読み。
ネタバレ感想。
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かなり好き〜。
こういう日常系はBLでは貴重だし、BL系に不足しがちな爽やかさがあるのもいいなあと。
本当はこういうのを小説で読みたいのだが、皆無と言わないまでもほとんど見かけない。漫画ではたまに見かけるから、そこが漫画と小説の違いなのかな。
まあこれをそのまま小説にすると退屈かもしれない。小説だとストーリーかキャラにもう少しアクの強さを求められるような気がする。たぶん…。
でも、この作品の淡々としたテンションの低さにすごく癒される。私の好みの問題として、BLには同性愛以外の刺激はとくに求めてないので。
たとえば、音海が男に告白されたと矢島に話す場面。
ここなんて一般的な(?)攻なら誤解して、受が口ごもろうものならキレてムリヤリってパターンになると思うのだが(ちょっと自信ないけど…)、矢島はとりあえずスルー。他の作品なら、「ぼくって受としての魅力が足りないのかしら」と悩まれそうな展開だ。
…まあ音海だって悩んではいたが、それぐらいは気にしてくれないと恋愛ものとして成り立たないから困るって程度だったし。
二人ともまずまず常識的な行動をとってくれるし、派手な事件も起きないのに、退屈しない。続きが気になる。過去編だから続きなんて分かっているのだが(笑)
出てくる女の子もみんな可愛いし。
うん。こういうのが読みたかった。
で、この作品を読むとき、いわゆる属性というものはまったく頭に浮かばなかった。
「お客さん、いいクール受入りましたよっ! いまならスーツもセットでつけちゃう!!」っていう売り方じゃなくて、「こういうのもありますけど〜」っていうような、売り込み方だと思う。
あえて属性で分析すると、かなりピンポイントで私の好みにあっていたので、そのへんで楽しめたところもあるのかも。
スクエアじゃない不器用クール受、好きだなあ。
(漫画21)
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