昨日は朝からちょっとイヤなことがあり、胃痛に苦しんでいたのだが、暖かいお言葉をもらって復活。本当にいつもありがとう。
にしても、ちょっとしたことで簡単に胃痛になるなあ。かなり情けない。

『透過性〜』を買うために泣く泣く送料無料合わせをした。本屋で背表紙を見ながら衝動買いするのは楽しいが、ネットだと衝動買いできる本に辿り着くまでが大変。とくにBLは鮮度の古くなった本を注文しようとすると、本来買う予定の新刊のほうまで届くのが遅くなるから、選ぶのが大変で。
そういうときはひっそり(?)日参BLOGを回って読書感想を参考にさせてもらっている。
そんな理由で買ってみた本。

『DEAD/LOCK』英/田 サ/キ
ムショもの。避けて通りたい題材(またか…)。
どうもバイオレンスでダークなものは敬遠してしまう。

以下、ネタバレで。

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そんな心配することはなかったらしい。キャラだし?(なんとなく、ぬるい印象のレーベルだから)
とってもクリーンで快適なムショ生活だった。いや、ものすごく暴力的で理不尽で不自由で不衛生で屈辱的で悲惨極まりない獄中生活を想像していたし、何よりムショものを読むときに身構えてしまう、あの絶望感がなかったもので。
すぐに仲間ができるし、それなりに自分のポジションを作っちゃうし、何かライフ/カードを引くと必ずいいカードなので、冤罪とか、普通に考えたら絶望的な状況なのに、そういう暗さがあまり感じられなかった。
…つまり刑務所ものを読む上でのハードルがほとんどなかったので、私にとっては読みやすかったはずなんだけど。
やっぱり刑務所ものは絶望的なほうがいいかなあ。
絶望の果てに一筋の希望が見えるっていうのを期待していたらしい。
ムショものお約束オプション、理不尽な理由でリンチ、懲罰房、ムリヤリはきっちりあったが、普通に読み飛ばせた。
そうか、これ、BLだもんなー。
きれい系のイラストが浮かないムショものだったと思う。

とりあえず続きも一緒に買ったので、これから読む予定。
(小説34)

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