金曜の夜は1週間が終わったーって開放感で何も手につかない。
なんかだらだらネットしてしまう。

『唇で恋を刻もう』佐々木 禎子
初めて読んでみる作家さん。文章は読みやすかった。

ネタバレな感想。

-----------------------------------------------------------

ちょっとムリヤリ風味だが、強引なだけって感じかな。
まあ言葉にムカついたなら口で言い返せよって気もするが。
あ、だから口で…とか書くと乙女じゃなくなっちゃうな。
受はわりと好きなタイプだった。ちょっとダメな子だけど、普通に可愛い。
攻はよく分からない生き物だった。なんというか、ものすごくテンポがつかめないので付き合いづらそうだ。退屈はしないかもしれない。自分の誕生日を自分でセッティングするあたり、面白い人だと思う。祝う側がサプライズって珍しいなあと。(別に皮肉っているわけではない)
なんとなく憎めないキャラだが、怒っていると怖い。怒らせると怖いんじゃなくて(何かされそうだから怖いんじゃなくて)、いつも以上に心情が読めないのが異質な生きものって感じで怖い。
(なんで生き物呼ばわりしているかというと、モチーフとして?紹介されている架空の生き物になりたいって言ってたのが印象的だったから)
そういや年下の受を最後まで、名字にさん付けで呼ぶのもわりと珍しいかも。
とくに好きではないがキライでもなく、とにかく興味深いキャラだった。
けど、そういうことはいいとして、酔った上での暴言は許してやってほしい。謝ってるのに、そんないつまでもネチネチと…。
酔っ払って失言したことのある人間の一人として、非常に痛かった。でも、酔って迷惑をかけるタイプは、禁酒の誓いも長続きしないんだよね。…作品と何の関係もないが。
あと、挿絵でちょっとやられた。
そのような場面(なんだそれ)を電車の中で読んでいたら、挿絵が出てきたので、このページは早く読んじゃおうって焦ってページをめくったら、さらにグレードアップした挿絵が出てきて驚いた。連続で挿絵があるなんて完敗だ。

(小説36)

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

日記内を検索