朝6時から起きて『エロとじv』をコンプリートしてしまった。1作読み終えるごとに目次を開いて何作残っているのか数えながら、とうとう制覇。はー。疲れた。でもすごい達成感(笑)
感想は書かないつもりだったが、記念碑として書き残しておきたい気分になった…。
完全ネタバレ
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好きなものを先に読んでしまってから他の作品に戻る勇気がなかったので、掲載順に読んだ。
英田サキ、木原音瀬、榎田尤利以外は初めて読む作家さん。和泉桂は『SASRA』で読んだけど、読んだって自覚できないので…。
鬼塚ツヤコ 『痴漢電車』
これに「初めての」ってつくタイトルの作品なら本屋で見かけたことがあったが、わりと人気のある?シチュなのに、そのままか。決定版的なタイトルだなあと思った。
十数年ぶりの再会でいきなり痴漢、しかも脱税。ご立派に成長してくれて百年の恋も冷めそうだが…そうでもないらしい。
どうでもいいことだが、電車内で自分も興奮していた攻はラストで涼しい顔をしているが実は大変だったんだろうかとか、つい考えてしまった自分がイヤだ。
★★(キャラ設定が好み)
南原兼 『バッドステータスv発情中』
初南原作品。いつもタイトルだけで驚かされていたが、ついに。
「それにしても悪夢のようだよな?」の台詞に、悪夢っていうか……と言葉を探してしまった。私の趣味に合わないというだけで、やんちゃな猫耳で、これはこれでいいんじゃないかと。
★☆(読後感がいい)
水上ルイ 『媚薬』
手軽に(抵抗なく)読める時代物。長さの割りに雰囲気があってよかったと思う。年下攻で、受が才覚を見せてくれると好みだった。
★★★(普通に面白かった)
英田サキ 『兄貴とヤス』
受がものすごく好みだったが、攻はそうでもなかった。(英田作品共通感想)
キャラ萌えして、カップルがその後も上手くいくといいと思った作品は13本中、これだけ。つまり恋愛ものとして楽しんだのはこれだけ。
★★★★
水戸泉 『蜜月メイド』
あまりにも趣味じゃないので、だんだん目がうつろになってきて眠くなった。でも受がメイドから犬になったので、びっくりして目が覚めた。ラストで「そんな破天荒な話」といわれて、この作品内でもこれは破天荒だったのか、と驚いた。
☆
木原音瀬 『鈍色の華』
これが一番読み応えがあって面白かった。小説を読んでいるという満足感が一番あったというか。とにかく吸引力があった。
BLって恋愛小説じゃないのか、と思ったりしたが、ラブはなくてもエロはあるので、エロとじv的にはこれでいいはず…(?)
話の中で実は一番居たたまれない立場なのは社長じゃないかと思っていて、ひっそり社長をプッシュしていたら、ラストでいい感じに(笑)
萌はないが、なんとなく鶴谷が気に入ってしまった。
★★★★☆(半個落とすのに葛藤があったが…趣味に正直に)
和泉桂 『隷従の檻』
そもそも監禁には嫌悪感しか持てない上に、受が一方的な被害者じゃないところで同情もできず、ただただ読みづらかった。苦手。
☆(とにかく趣味の問題で)
榎田尤利 『クリスタル』
趣味じゃないが、小説として面白い。(榎田作品ほぼ共通感想)
攻は好きだが、受はちょっと…。ネタも苦手だし、この文章じゃなければ読むのが辛かったかも。読み返したくはないが、満足度はかなり高い。
★★★★
斑鳩サハラ 『貴人たちの後継儀式』
兄弟の父親はやっぱり儀式の経験者なのだろうか。だったら子供たちにもっと優しくアドバイスしてやれよ、とわけの分からない感想しか持てなかった。
腹違いの弟が双子なのは何か意味があるのかと思っていたら、単なる双子萌? それとも1人より2人のほうがビジュアル的にも効果があるから?
☆
山藍紫姫子 『多岐川肛門病院の秘密』
四字熟語がうるさい。まったく趣味に合わないが、読み応えはある。ラストは面白かった。
★☆
あすま理彩 『華麗なる賭け』
身長180センチ越えの受。そこにちょっと惹かれたが、それだけだった。攻っぽい要素はまったくない。食事の前まで好きだった相手が他の男と寝ていても反応が鈍いし、なんだかなあ。
★
あさぎり夕 『縛めの白薔薇』
庶民の私にはなぜそこまでして屋敷を守りたいのか、理解できず。人に売り渡して観光客を入れてる時点で、もう自分のものではないような。両親や祖父母だってそこまでして屋敷を残して欲しいとは思わないんじゃないだろうか……、むしろ燃やしてくれたほうが思い出も美しく残るんじゃ…。
時代ものにすればよかったのに。
★
雪代鞠絵 『可愛くて、可愛くて。』
二人とも好きっていうのは納得だ。そんなに違いが分からない。
☆
こんなに苦労して読み終わっても、カウントは1冊。3冊分ぐらいに数えたい…。
(小説63)
感想は書かないつもりだったが、記念碑として書き残しておきたい気分になった…。
完全ネタバレ
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好きなものを先に読んでしまってから他の作品に戻る勇気がなかったので、掲載順に読んだ。
英田サキ、木原音瀬、榎田尤利以外は初めて読む作家さん。和泉桂は『SASRA』で読んだけど、読んだって自覚できないので…。
鬼塚ツヤコ 『痴漢電車』
これに「初めての」ってつくタイトルの作品なら本屋で見かけたことがあったが、わりと人気のある?シチュなのに、そのままか。決定版的なタイトルだなあと思った。
十数年ぶりの再会でいきなり痴漢、しかも脱税。ご立派に成長してくれて百年の恋も冷めそうだが…そうでもないらしい。
どうでもいいことだが、電車内で自分も興奮していた攻はラストで涼しい顔をしているが実は大変だったんだろうかとか、つい考えてしまった自分がイヤだ。
★★(キャラ設定が好み)
南原兼 『バッドステータスv発情中』
初南原作品。いつもタイトルだけで驚かされていたが、ついに。
「それにしても悪夢のようだよな?」の台詞に、悪夢っていうか……と言葉を探してしまった。私の趣味に合わないというだけで、やんちゃな猫耳で、これはこれでいいんじゃないかと。
★☆(読後感がいい)
水上ルイ 『媚薬』
手軽に(抵抗なく)読める時代物。長さの割りに雰囲気があってよかったと思う。年下攻で、受が才覚を見せてくれると好みだった。
★★★(普通に面白かった)
英田サキ 『兄貴とヤス』
受がものすごく好みだったが、攻はそうでもなかった。(英田作品共通感想)
キャラ萌えして、カップルがその後も上手くいくといいと思った作品は13本中、これだけ。つまり恋愛ものとして楽しんだのはこれだけ。
★★★★
水戸泉 『蜜月メイド』
あまりにも趣味じゃないので、だんだん目がうつろになってきて眠くなった。でも受がメイドから犬になったので、びっくりして目が覚めた。ラストで「そんな破天荒な話」といわれて、この作品内でもこれは破天荒だったのか、と驚いた。
☆
木原音瀬 『鈍色の華』
これが一番読み応えがあって面白かった。小説を読んでいるという満足感が一番あったというか。とにかく吸引力があった。
BLって恋愛小説じゃないのか、と思ったりしたが、ラブはなくてもエロはあるので、エロとじv的にはこれでいいはず…(?)
話の中で実は一番居たたまれない立場なのは社長じゃないかと思っていて、ひっそり社長をプッシュしていたら、ラストでいい感じに(笑)
萌はないが、なんとなく鶴谷が気に入ってしまった。
★★★★☆(半個落とすのに葛藤があったが…趣味に正直に)
和泉桂 『隷従の檻』
そもそも監禁には嫌悪感しか持てない上に、受が一方的な被害者じゃないところで同情もできず、ただただ読みづらかった。苦手。
☆(とにかく趣味の問題で)
榎田尤利 『クリスタル』
趣味じゃないが、小説として面白い。(榎田作品ほぼ共通感想)
攻は好きだが、受はちょっと…。ネタも苦手だし、この文章じゃなければ読むのが辛かったかも。読み返したくはないが、満足度はかなり高い。
★★★★
斑鳩サハラ 『貴人たちの後継儀式』
兄弟の父親はやっぱり儀式の経験者なのだろうか。だったら子供たちにもっと優しくアドバイスしてやれよ、とわけの分からない感想しか持てなかった。
腹違いの弟が双子なのは何か意味があるのかと思っていたら、単なる双子萌? それとも1人より2人のほうがビジュアル的にも効果があるから?
☆
山藍紫姫子 『多岐川肛門病院の秘密』
四字熟語がうるさい。まったく趣味に合わないが、読み応えはある。ラストは面白かった。
★☆
あすま理彩 『華麗なる賭け』
身長180センチ越えの受。そこにちょっと惹かれたが、それだけだった。攻っぽい要素はまったくない。食事の前まで好きだった相手が他の男と寝ていても反応が鈍いし、なんだかなあ。
★
あさぎり夕 『縛めの白薔薇』
庶民の私にはなぜそこまでして屋敷を守りたいのか、理解できず。人に売り渡して観光客を入れてる時点で、もう自分のものではないような。両親や祖父母だってそこまでして屋敷を残して欲しいとは思わないんじゃないだろうか……、むしろ燃やしてくれたほうが思い出も美しく残るんじゃ…。
時代ものにすればよかったのに。
★
雪代鞠絵 『可愛くて、可愛くて。』
二人とも好きっていうのは納得だ。そんなに違いが分からない。
☆
こんなに苦労して読み終わっても、カウントは1冊。3冊分ぐらいに数えたい…。
(小説63)
コメント
お疲れ様でした。ホント、なんでこんな苦労しちゃうんでしょうね(笑)。
でもりょうさんも同志(?)(エロとじレビューの?)に加わってくれて嬉しかったです!
やっぱりこの達成感を味わうためでしょうか(笑)
皆様のレビューのおかげで心の準備ができていたので読みやすかったです。いきなり、あの設定あの展開を読むのはきつそうですね…。その点で私はかなり楽をさせてもらいました。
しっかし…やっぱあの三人が抜きん出てますよね<キラキラ表紙のアレ
本当に3人だけで平均点を引き上げてくれました。
三人とも★5つの満点でもいいぐらいだったんですが、それぞれの別の作品を思い出すともっと好みの作品があったので、趣味の問題だけで星を減らしてあります…。