もちろんPCの画面は見ていられないし、気持ち悪いせいか音も受け付けないので、ものすごく退屈。漫画を読みたかったけど、あいにく適当な積読がなかったので、小説を再読することにした。未読本は読むのにパワーが必要だし、再読本なら内容が分かっているから文章を追うのも楽だし、途中でやめられるし。
なるべく読みやすくて面白い小説じゃないと負担になるので、慎重に選んで、結局エダさんの『交渉人は黙らない』と『ワークデイズ』に決定。（友達が同じ日にやっぱり『交渉人〜』を再読していたらしく、あまりの偶然に笑ってしまった）
雰囲気も文章も違う2冊だけど、読みやすくて面白いことは共通していて、再読とは思えない満足感が。やっぱりエダさんは癒し系だわ。
そういえば『ワークデイズ』は感想を書いたことがなかったかも。
長いことエダ作品の中で1番のお気に入りだった作品で、いま選ぶと1番は別の作品になりそうだけど、やっぱりこの作品も好き。
ちょっとネタバレあり。
---------------------------------------------------------
シリーズの番外編だけど、これ1冊だけ読んでも楽しめる本。本編では報われないカッコイイ脇役、王子沢が、相変わらずカッコいいまま救済されるのが嬉しい。
しかも受攻ともにキャラが好みのエダ作品は、私にとっては珍しい。
仕事の話もタイの街の描写も楽しかった。
でも受の榊が伊万里と似たタイプって……。どうしちゃったの、王子沢？！
なにかこう…。すでに男同士というだけでは何の刺激にもならないワタクシだけど、それっていいの〜みたいな気分になって、要らぬところでドキドキしてしまった。
この作品を読むの何度目か忘れたけど、ちょっと趣味に合わなかった視点の切替と第三者視点のラストが、今回それほど気にならなかった。そこでお気に入り度を下げていたので、またちょっと好感度アップ。
本編を読み直したくなってしまった。
コメント