木原音瀬 蒼竜社 2007/10

木原吸血鬼第2弾。ギャッギャッ。

ネタバレ

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吸血鬼っていうか、ヘタレ蝙蝠だよなあ。
そんなわけで、小説としては面白く読んでいるが、吸血鬼ものとしてはさっぱり…。別にそれでいいんだけど、私の中では吸血蝙蝠ものって位置づけになりつつある(笑)
にしても、密林レビューでも書いている方がいらしたが、制約の多い吸血鬼ものだ。でも、鏡には映るのねー。
うーん、まだ続くんですか…。続くのは嬉しい! けど、もうちょっとラブを期待してました…。
これについては酒入の台詞「同性愛的嗜好はないって言っても、やっていることはゲイライフ」(P108)に大きく頷いておきたい。今回、いちばん心に残った台詞だ。
けどまあ、ヘタレ蝙蝠と暁の心の交流が丁寧で恋愛未満でも十分楽しい。
で、1巻ではまあどっちがどっちでもいいかも?と思っていたが、ヘタレ蝙蝠には攻になってもらいたいなあと強く希望。…受にはもうちょっと色気が欲しいっていうか。毎回、裸とか脳とか内臓を人目に晒すなんて、露出が多すぎて。そういうものは慎み深く隠さないとね、受としては。攻なら細かいことは言わず、大目に見てもいい。
室井がけっこう気に入ったので、津野はどうだろうとか密かに思っている。でもその前に、忽滑谷がいつ柳川を…というのが気になるが。勝手に決定事項にしてるのは、カップルになったら面白そうだから。

ついでに記録。
『吸血鬼と愉快な仲間たち』 (小説16)

(小説102)

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