夢は廃墟をかけめぐる☆
2007年10月18日 渡海奈穂
渡海 奈穂 新書館 2007/10
つい昨日午後茶の画像を出そうとして気付いたばかりだが、この日記の画像の出し方って…もしかしてタイミングをはかる必要があるのか?
「レビューを書く」ってボタンを出す段階で、あれ、なんで画像でないのよ?って思って、しつこく検索しなおしたら画像が出てきた。
えー? 相性とか努力の問題?
ネタバレ
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あらすじ(台詞の引用)
枯葉時代突入中(現在進行形)な私にとっては美味しくいただける二十代後半×三十代半ばという年齢設定だが、廃墟オタク×廃墟の妖精という斬新なカップリングでもある。
けど、三十半ばでそんなにオッサン扱い?という気もしなくもないが、イラスト同様、中身もまったくオヤジ入っていないので、オヤジ受を期待すると肩透かしかも。…余計な感想。
作者の萌が廃墟のほうに向いているので(?)、攻はいつもよりとっつきやすい性格だった気がする。珍しく意地悪じゃないよね。
全体に力が抜けたストーリーなので読みやすく、キャラは趣味には合わないが面白く読めた。ところどころ笑える。爆笑じゃなくて、にやりって感じで…。
続編で伊原木が古いバス停のベンチに座っているところが、ちょっとツボだった。
別に本人が幸せなんだからまったくもって文句はないのだが、やっぱり会社を辞めた主人公がアパート経営しながら恋人の仕事をサポートするってところに落ち着いたのは、好みじゃなかった。何も悪くない(ヘタレとかじゃない)けど、かっこよくもないっていうか。ふーん、いいんじゃないって感じになってしまう。
世間的に見てどうとか、そんなの全然関係なくね?って話なので、受が仕事に復帰しないほうが作品の流れとしてはいいと思うんだけど。
なんていうか、うーん。せっかく(せっかく?)結婚できない間柄なんだから、自分個人の世界を保ちつつ相手に寄り添って欲しいというか。でも、海外に行くような場合は仕事を辞めてついていくっていうのはありだと思うし、元から同じ仕事をしてるならサポートするのもいいと思うし、まあ本当に私の好みの問題だけど。
(小説104)
つい昨日午後茶の画像を出そうとして気付いたばかりだが、この日記の画像の出し方って…もしかしてタイミングをはかる必要があるのか?
「レビューを書く」ってボタンを出す段階で、あれ、なんで画像でないのよ?って思って、しつこく検索しなおしたら画像が出てきた。
えー? 相性とか努力の問題?
ネタバレ
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あらすじ(台詞の引用)
「言ったろ、要さんは俺が初めて、廃墟より気になった生身の人だって」(P216)
枯葉時代突入中(現在進行形)な私にとっては美味しくいただける二十代後半×三十代半ばという年齢設定だが、廃墟オタク×廃墟の妖精という斬新なカップリングでもある。
けど、三十半ばでそんなにオッサン扱い?という気もしなくもないが、イラスト同様、中身もまったくオヤジ入っていないので、オヤジ受を期待すると肩透かしかも。…余計な感想。
作者の萌が廃墟のほうに向いているので(?)、攻はいつもよりとっつきやすい性格だった気がする。珍しく意地悪じゃないよね。
全体に力が抜けたストーリーなので読みやすく、キャラは趣味には合わないが面白く読めた。ところどころ笑える。爆笑じゃなくて、にやりって感じで…。
続編で伊原木が古いバス停のベンチに座っているところが、ちょっとツボだった。
別に本人が幸せなんだからまったくもって文句はないのだが、やっぱり会社を辞めた主人公がアパート経営しながら恋人の仕事をサポートするってところに落ち着いたのは、好みじゃなかった。何も悪くない(ヘタレとかじゃない)けど、かっこよくもないっていうか。ふーん、いいんじゃないって感じになってしまう。
世間的に見てどうとか、そんなの全然関係なくね?って話なので、受が仕事に復帰しないほうが作品の流れとしてはいいと思うんだけど。
なんていうか、うーん。せっかく(せっかく?)結婚できない間柄なんだから、自分個人の世界を保ちつつ相手に寄り添って欲しいというか。でも、海外に行くような場合は仕事を辞めてついていくっていうのはありだと思うし、元から同じ仕事をしてるならサポートするのもいいと思うし、まあ本当に私の好みの問題だけど。
(小説104)
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