佐々木禎子 プランタン出版 2007/08
石原さんのお名前と表紙の色使いだけで、ハードな話かと早とちりし、まあでも佐々木さんだから平気かなと、あらすじは確かめずに読んでみた。
ネタバレで。
あらすじ。
ハードな話というより、むしろしっとり系の話だったが、石原さんのイラストがキャラにぴったりはまっていた。悪気はないし優しいんだけどちょっと傲慢で、仕事はできるんだけどプライベートでは不器用な面があり、クールに見えて早とちりするような迂闊なところがある大道寺のキャラが、石原さんの漫画にも出てきそうなタイプだからっていうのもあるかも。
カッコいいのにちょっとマヌケというか。できる大人の男性が時々見せる隙に、男らしい可愛らしさを感じて、逆にセクシーに思える。ラストのあたりの浮かれた様子も微笑ましいというか。
受の美樹のほうは健気だけど浮世離れした感じもなく、芯が強くて、仕事に誇りと愛着を持っているという、これまたいい男で。
状況に流されているといえば流されているのだが、しっかりしろよと言いたくなるような苛立ちは感じず、素直に応援したくなるキャラだった。
なかなか気持ちが通じ合わない二人に切なくなり、じれったくなり、最後は思いっきり甘いという王道パターンで、大満足だった。
石原さんのお名前と表紙の色使いだけで、ハードな話かと早とちりし、まあでも佐々木さんだから平気かなと、あらすじは確かめずに読んでみた。
ネタバレで。
あらすじ。
陶器が直るまで一緒にここにいてもらうだけだ。そのあいだは夜の相手もしてもらう」陶磁器の修復を手がける美樹は、不動産会社を営む大道寺から、人違いで、顧客に身体も売っていると誤解されてしまう。大道寺の家に強引に連れてこられ、美樹は同居しながら仕事を請けることに。セックスを無理強いされても、一目見たときから大道寺に惹かれていたせいで真実を告白できず…。美樹を見誤ったままの大道寺から夜毎抱かれていたが。
ハードな話というより、むしろしっとり系の話だったが、石原さんのイラストがキャラにぴったりはまっていた。悪気はないし優しいんだけどちょっと傲慢で、仕事はできるんだけどプライベートでは不器用な面があり、クールに見えて早とちりするような迂闊なところがある大道寺のキャラが、石原さんの漫画にも出てきそうなタイプだからっていうのもあるかも。
カッコいいのにちょっとマヌケというか。できる大人の男性が時々見せる隙に、男らしい可愛らしさを感じて、逆にセクシーに思える。ラストのあたりの浮かれた様子も微笑ましいというか。
受の美樹のほうは健気だけど浮世離れした感じもなく、芯が強くて、仕事に誇りと愛着を持っているという、これまたいい男で。
状況に流されているといえば流されているのだが、しっかりしろよと言いたくなるような苛立ちは感じず、素直に応援したくなるキャラだった。
なかなか気持ちが通じ合わない二人に切なくなり、じれったくなり、最後は思いっきり甘いという王道パターンで、大満足だった。
コメント