ちょうど世間で木原作品に人気が出てきたころ、偶然にわたしも好みに合う作品を立て続けに読んで木原ブームになった。世間様では人気の火付け役となった(?)雑誌の特集はまったくもって関係がない。関係があってもなくてもどうでもいいが、時期がぴったり重なるんだよなあと今日気付いたので。
とにかく木原作品について心行くまで書きたいだけ書くという趣旨で書いているので、思ったことはなんでも書いておこうかと。

今回は再読したくなかったり、試しに読んでみたくなったりしない木原作品について。

メモ。
4/7 B-PRINCE文庫から『FRAGILE』発売。
2008年のいつか。 COLDシリーズ新装版。

わー、うれしーなー。ぜったいかわないとー。
うう…。『FRAGILE』は木原作品の中でもとくに性格の悪い主人公と聞いて、気の小さい私はすでに気が重くなっている。木原作品でそんなコメントされるって、どこまで…?
いや、絶対買うのは間違いないけど!
読むまでどれぐらいかかるかなー。

COLDシリーズは人気作だから再版されるのは間違いないと思って、古本屋で(法外な値段がついたセットを)見かけても買わずに耐え忍んでいたので嬉しい。
でも、買ったところで再読できるんだろうか。精神衛生上よろしくないから、あんまり読み返したくない。間違いなく佳作だと思うが、読み返すのは怖い…。しかし、あれの感想をここに書かないことには…やり残し感が強くて落ち着かん。

次回のHollyは『美しいこと』の帯によると、『NOW HERE』らしい。
私がオヤジ受好き=枯葉時代に突入したのはこの作品を読んだせいなのだが、考えてみればこれ以降まともにオヤジ受作品を読んでいないような。
この作品にはたっぷり書下ろしがついているといいなあと願うのみ。好きだけど、手放しに再読したいかどうか自分でも分からない作品。

『WELL』
先月ついに購入してしまったが、これは相当痛い系という噂。
わたしこれ読むかな?と友人に聞いてみたら、「いつでも読めるという安心感を買ったと思って、読まなくてもいいんじゃない」と言われた。
そこまで痛いのか、素晴らしいな、と感心し、そのうち読もうと決心した。そうだねー、精神状態が落ち着いていて、気力体力が充実しているときに、と思っていたのだが、それは何年後だ?
というわけで、今週中に着手しようと思う。
不言実行は無理そうなので、有言実行の方向で。
苦手作品が増えそうで楽しみだ。

前回のリストに作品追加。

好きな作品:
『恋愛時間』、『片思い』、『リベット』、『恋について』、植物シリーズ、『脱がない男』、『牛泥棒』、『美しいこと』
これだけは外せないという別枠で好きな作品:
『箱の中』、『檻の外』、COLDシリーズ
好きではないが感動したので自分の好みを無視してでも好きだと言いたい作品:
『嫌な奴』、『LOOP』、『B.L.T.』、『情熱の温度』、『ROSE GARDEN』、『さようなら、と君は手を振った』
これだけはどうしても苦手という作品:
『HOME』

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