砂原糖子 幻冬舎コミックス 2008/3/17

砂原先生、デビュー作。私が読むのは3回目かな。
リンクしている画像はオークラ出版のノベルス版。まだ画像が出ないから代用したけど、私が今回買ったのはルチル文庫版。
直しが入っているかとか、そういう細かい違いは分からないが、同人誌収録の続編が入っているのが大きな違いではないかと。
せっかく文庫化したんだから、あっという間に絶版にするのはやめてほしい。恋愛時間みたいに。恋愛時間なんとかしてくださいよう…。

イラストも好き。作品の雰囲気に合ってて綺麗だし、表情に色気があっていい。

結構ネタバレ

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カッコよく可愛い年下攻で、クールでちょっと無気力になっている受。ものすごく好みの設定なのだが過去2回読んだときは、攻の永倉が高校生なので(好みから外れるので)そんなにインパクトがなかった。でも、いいなあ、これ。地味じゃないけど、落ち着いた雰囲気だから読みやすい。
主人公の浅名はクールでカッコよく見えるのに、意地っ張りで可愛いところがあって共感しやすい。永倉が高校生なのを気にしてしまうのもよく分かる。いくら大人っぽいタイプでも、実年齢を気にするなっていうほうがムリだよなあ。ましてや将来のことなんて考えたら…。
で、それを乗り越えてくれるところがいいなあと。大変なことはあるけど、きっと大丈夫だよって言ってくれる永倉の優しさがよかった。
派手な展開はないけど、しっとりと丁寧に恋愛が描写され、読後感もさわやか。ほんと、これからも二人で幸せに過ごしていくんだろうなあと自然に思えるカップルだった。

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