野ばらの恋

2008年5月28日 砂原糖子
砂原糖子 幻冬舎コミックス 2008/5/15

珍しくブログの更新をする暇もなかった…。疲れたー。

砂原さん×ルチル。好きな作家さんとレーベルだから、表紙を見て趣味に合わないと思ったけど読んでみた。

ネタバレ感想。

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まず、やっぱりイラストが趣味に合わなかった。時々、攻の表情が受っぽくなるのが気になる…。や、そんなものは個人の感覚の問題なんだけど、私の基準ではこういう表情をするのは、受の中でもとくに乙女系の受で…。
まあいいや。小説のほうの感想を。
砂原先生、最近ちょっとひねくれたモテ系攻×初心できれいな丁寧語受が好きだなあ。攻のタイプは結構好きなんだけど、受がちょっと私の趣味じゃなくて、話は面白かったんだけど……。
あんまりキャラが趣味じゃなかったせいか、盛り上がるはずの火事の場面で、君らの恋愛はおいといて早くじいさん助けてあげなよ…とか思ってしまった。
なんだかこう書くとつまらなかったようだが、BLとしても楽しく読めた。ちょっとずつお互いのことを知っていって好きになっていく過程がじっくり描かれていて、さすが砂原さんという読み応えだった。趣味じゃないだけで。(しつこい)
どうでもいいが、砂原作品に出てくる女性たちのパワフルなのに引き際のいいところが、なんとなく好きだ。
それにしても老人ホームが舞台っていうのも珍しいなあ。ループタイを小道具に持ってくるBLは最初で最後じゃないかと(笑)
シニアラブはちょっと読んでみたい気もするけど…期待するのはやっぱりミドルラブぐらいかな。オヤジ同士の渋い恋愛が読みたくなった。

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