安童夕馬 朝基まさし 講談社
画像が出るようになったら、貼り付けることにして。
とりあえず感想を。
1、2巻は刑事ものとしてのリアリティーのなさや類型的なキャラ造詣やストーリー展開など、漫画としても物足りなかった。テンプレが上手く機能していないような印象で、不自然さが気になってイマイチ入りこめず、またモラルの問題からも「それを肯定するのはまずいだろう」というツッコミどころが多くて、とにかく粗ばかり目立って読みづらかった。
3巻ぐらいからは面白くなった。問題がなくなったわけではないんだけど、調子が出てきたのか漫画としての吸引力が強くなったので、「マンガだから」と思えば許容範囲になったというか。
この「マンガだから」っていう言い方は、マンガをバカにしているようでよろしくないと思うのだが、あまりガチガチに考えてしまうとつまらなくなってしまうのも少年漫画の特徴という気もして。逆にツッコミどころがないほどきっちり描いてしまったら、マンガとしての面白みもなくなってしまいそう。…なんてことを考えさせられた。
この作品、面白いと思うし、主人公の熱意や行動に感動するし、基本路線はいいと思う。そういうメッセージ性のある作品だからこそ、もうちょっとだけ子供の読者への気配りが欲しい。別に、過激なもの、毒のあるものをすべて子供の目から排除するのが正しいとは思わない。ただ、毅然としておくべきところを曖昧なままにして、暖かい視線のラストに持っていくような、ちょっと大雑把というか乱暴というか、そういう箇所がいくつかあったので気になって。もっと単純にモラルをすっとばした話なら(いくら子供でも分かるだろうから)いいんだけど、こういう感動もので地味にモラルの問題を放置するのは、かえって危険じゃないかなーと。おばちゃん、心配になったのでした。
でもまあそういう問題はともかく、じーんとする話が多くて、楽しかった。カッコイイ中高生もよかったが、メイドの子が可愛くてまいった……。そこか……。
画像が出るようになったら、貼り付けることにして。
とりあえず感想を。
1、2巻は刑事ものとしてのリアリティーのなさや類型的なキャラ造詣やストーリー展開など、漫画としても物足りなかった。テンプレが上手く機能していないような印象で、不自然さが気になってイマイチ入りこめず、またモラルの問題からも「それを肯定するのはまずいだろう」というツッコミどころが多くて、とにかく粗ばかり目立って読みづらかった。
3巻ぐらいからは面白くなった。問題がなくなったわけではないんだけど、調子が出てきたのか漫画としての吸引力が強くなったので、「マンガだから」と思えば許容範囲になったというか。
この「マンガだから」っていう言い方は、マンガをバカにしているようでよろしくないと思うのだが、あまりガチガチに考えてしまうとつまらなくなってしまうのも少年漫画の特徴という気もして。逆にツッコミどころがないほどきっちり描いてしまったら、マンガとしての面白みもなくなってしまいそう。…なんてことを考えさせられた。
この作品、面白いと思うし、主人公の熱意や行動に感動するし、基本路線はいいと思う。そういうメッセージ性のある作品だからこそ、もうちょっとだけ子供の読者への気配りが欲しい。別に、過激なもの、毒のあるものをすべて子供の目から排除するのが正しいとは思わない。ただ、毅然としておくべきところを曖昧なままにして、暖かい視線のラストに持っていくような、ちょっと大雑把というか乱暴というか、そういう箇所がいくつかあったので気になって。もっと単純にモラルをすっとばした話なら(いくら子供でも分かるだろうから)いいんだけど、こういう感動もので地味にモラルの問題を放置するのは、かえって危険じゃないかなーと。おばちゃん、心配になったのでした。
でもまあそういう問題はともかく、じーんとする話が多くて、楽しかった。カッコイイ中高生もよかったが、メイドの子が可愛くてまいった……。そこか……。
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