『由利先生は今日も上機嫌』 ★★☆
木下けい子 大洋図書 2008/5

時代設定が好きそうなので買ってみた。
素直な受は可愛かったが、いつもながら絵柄も話もぼんやりした印象というか…。「なんで玄関に地球儀が?」とか言われても、え、地球儀はどこにあるの?と探してしまうような薄い絵柄で、もうちょっとくっきりしてるほうが私は好み。
ほのぼのしているのは好きだけど、正直物足りなくて、面白いというところまでいかなかった。
あと「男嫁」って言葉が何度も出てくるのが、どうにも。個人的な趣味の問題できつかった。

『番人』 ★★★
国枝彩香 リブレ出版 2007/10

面白かったが、好みかと聞かれるとまったく趣味に合わない。
うーん、暗いのはいいんだけど、後味が悪いのがなあ。たぶん、この読後のもやもやっとしたものまで合わせて好きという読者も多いと思うけど。あと、特定のキャラに感情移入するより、もうちょっと外側からストーリーを追っていくような感じが、恋愛ものとしてはちょっと珍しいなあと。
表題作の主人公が顔も性格も好みで、なんでこんな攻がいいのよ、もったいない…とちょっと悔しかった(笑)
この作者さんのギャグ、私は別に笑えないので笑いのツボが違うんだろうなあと。シリアスのほうもあんまり感覚が合わないので、絵柄が綺麗で話がしっかりしているのに、いつもしっくりこない。

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