絢谷りつこ 幻冬舎コミックス 2005/1

ナツの小Dに載ってた作品が好みだったので買ってみた。
洋物だなーと思いつつ…。

いろいろネタバレ
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お金持ちのじいさんでも出てくるのかと思っていたら、グレゴールは受の名前だったので驚いた。死にネタとはちょっと新鮮。
10年間失踪していたグレゴールから手紙がくるところから始まるし、興味を引かれる面白いストーリーだった。攻は結構好きだが、受は苦手でもないけど趣味でもなかった。ちょっと反転。受が攻のを擬人化して話しかけるっていうところで、そういや主人公が彼氏への軽い嫌がらせ?として女性名をつけて呼ぶっていうコメディ映画があったなあと思い出した…笑
可愛いんだけど、色気がないっていうか。けど、訳ありなところが気になり、楽しめた。まあ予想がつくように描かれているので、謎の部分に意外性はないけど、こういうタイプのストーリーはどうやって決着をつけるのかが興味深いところで。
相当ネタバレだからまた反転。素直にタイトル通りの展開になったが、キャラそれぞれに嫌味がないので読後感がよかった。かわいそう…で終わらなかったのは、亡くなった彼の性格によるところが大きいんじゃないかと。やっぱりちょっと切なくはなったが、暗い気分にはならない。
始まり方からして前途多難なカップルかと思ったが、続編でしっかり愛を確認できてよかった。
懐かしい感じのうらぶれた街に、貴族の屋敷なんていう舞台だが、雰囲気があっても取っ付きづらさはない。読みやすかった。

日記の背景色を変えたら、反転じゃなくなっちゃうなあ。まあいっか…。

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