宮廷神官物語ふたりの慧眼児

2008年12月10日読書

榎田ユウリ　角川グループパブリッシング　2008/11

面白かったけど、今回はちょっと繋ぎっぽい話だった。
まあシリーズものなので、そういう回がないと読みづらいんだけど。
1巻では主役の1人かと思っていたのに、だんだん影が薄くなった曹鉄。今度こそ活躍か？と思ったけど、出番が増えてもなんとなく影が薄い感じがするのは私の趣味のせいか…。
このシリーズは面白いんだけど、私の趣味的に「カッコイイ」担当のキャラがいないので、そのへんの役割を曹鉄に期待しているのだが、まだちょっと弱い。
櫻嵐は立場的に動かしやすいせいか、出番が多いなあと。
どうでもいいが、賢母さまはいくら若く見えるっていっても孫がもう18？なのに、いくらなんでもイラスト若すぎないか…。

ここからは腐った見解。
曹鉄が攻のつもりで読んでいたのだが、今後の成長待ちで天青のほうがいいかなーとか。5年…あと7年ぐらい経ってから再会するとちょうどいい感じ。