木原音瀬 蒼竜社 2009/4

買ってしばらくは寝かしといたが、読み頃に熟成したので一気読み。
いや、木原作品はパワーのあるときしか読めなくて。
…ギャッギャッ。

盛大にネタバレ
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未読作品の感想やレビューはネタバレを恐れて避けるようにしているのだが、このヘタレ蝙蝠に関しては先が読めることが多いから、多少ぐらいはいいかと好奇心に負けて斜め読んでみたら、ぎゃー!って書いてる方が多くて、積読の山に重ねることにした。皆様の悲鳴度合いから、きっとヘタレ蝙蝠がまた流血蝙蝠になってて、しかも曉に捨てられるんだわ!と想像し、気が重くなってしまって。
私の想像はとくに外れてもないと思うんだけど、自分で想像したよりはずっとソフトで、なんだ、読みやすいじゃんというのが感想。…木原作品だから、必要以上に警戒していたらしい。
この作品、ものすごく分かりやすく書いてあるから、キャラの気持ちや展開が読めないってことがほとんどなくて、そういう意味では安心して読める。ライトで読みやすいけど、ちょっと物足りないかな…。あんまり抉られないっていうかね。
や、油断してると蝙蝠がスプラッタになったりして痛いけど。…今回は脚を撃たれたり、治りかけてた骨が折れたぐらいだから、たいしたことないやーって思ってしまう自分の感覚の麻痺ぶりがちょっと怖い(笑)
裸エプロンでセクシーポーズがよかったなー!
あと曉が「相変わらず雰囲気暗いわね」とか言われてるのが楽しかった。曉は無愛想で暗いのに、なんだかんだいって優しいところが好き。

うーん、それにしても5巻でふたりの関係に決着はつくのかなあ?

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