文藝春秋 2008/12

面白かった!
読み応えがあるし、内容も分かりやすくて厚みがあって、しっかり深い。音楽を聴いた後の満足感に近い読後感があった。
私はあまり…というか、ほとんど音楽を知らないけど、知識がなくても楽しめるし、音楽を聴きたいなーという気分になった。


ここからは本の感想から離れて。
私が好きなアーティストっていうと、B’zにユーミンにサザンで。たまに平井さんとか。たぶんこうやって並べると、この人はあまり音楽に興味がないんだなと思われるんじゃないかな。まあ興味が薄いのかもしれない。ほぼ毎日欠かさずCDをかけてるし、自分ではわりと音楽が好きだと思ってるんだけど。
音楽に限らず、芸術全般に対して言えることだけど、「ほとんど知らない」ということが結構なコンプレックスになっている。そこで時間やお金を費やして頑張って鑑賞するほど切実ではないから、結果的にずーっとコンプレックスが続いている。直接触れれば(聴いたり見たり観たり読んだりすれば)、感動もするし好きなんだけどなあ。
詳しい人が書いた批評とか感想とかを読むと、ちょっとだけそのコンプレックスが和らぐような気がするし、ちょっとだけ知識も増えるから、それで書評とか読むのが好きなのかもしれない。

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