遠野春日 幻冬舎コミックス 2009/5

2巻の庭もいい、とDさんから教えていただいたので、2巻も買ってみました。

いいな~、イギリス。湖水地方は昔から憧れてて1度は行ってみたい場所のひとつ。ヨーロッパ旅行はいまの会社を辞めないかぎり無理そうだけど。そんなに休んだら席がなくなっちゃうし、GWはカレンダーどおりに休めればラッキーという感じなので…。
あ、話が逸れた。
今回も庭の描写がよかった。英国の庭園の数々にうっとり。
主人公の変人ぶりは今回も健在で可愛かった。もっと振り回しちゃえばいいのに、なんだかんだいっても庭師に振り回されているのは主人のほうという気がする。主導権はやっぱり庭師のほうというか。でも庭師も1巻より好感度高かった。

日高さんのイラストが今回も美しかった。リーフ版とかコミックスのほうを先に読んでいれば、また印象が違ったのかもしれないが、文庫版から入った私にとってはうっとり&ぴったりで。キャラも庭を含めた背景も文章から喚起されるイメージのとおりで、さすが!と思った。とくに主人公。キラキラした美形じゃないけど、気品があって目を惹く…というあたりをすごく魅力的に上手に表現している。もともとちょっと地味目のキャラのほうが持ち味が生きる絵柄なのかも。
少々…文章や感覚に古さを感じさせる作品に現代的なセンスを加えていてよかった。

コメント

”D”
2009年6月10日21:56

ね、良かったでしょう、お庭。(笑)。でも本当に、私も読んでてうっとりしました。

ネタバレになりますが…

私は、茅島氏の変人ぶりでナイスだなと思ったのは、最初のほうの、見知らぬ部屋で目が醒めたのに、さくっと小泉に電話して着替えを持って来させるっていう、あそこですね。
あと、骨董の花瓶に見蕩れて時間を忘れる小泉も、面白い…っていうか結構好きです。

りょう
2009年6月10日23:38

素敵なお庭のご紹介をありがとうございました♪

いくら寝不足だったからといっても、一服盛られているのに気付かないあたり大物ですよね……。そして慌てず騒がずマイペースに小泉を呼ぶなんて、素敵な変人ぶりでした♪
変人が誉め言葉になってしまうなんて愛すべきキャラです。

小泉も確かに面白い人ですよね。茅島氏についていけるだけで十分に非凡な人だと思います(笑)
頭がよくて顔がいいのにちっとも高慢なところがなくて、なんだか親しみを持てるので好きです。

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