講談社 1995/10

全体的に飾りが少ないけど、情熱や喪失が深いので、地味という印象もなかった。
他の作品に比べて静かな雰囲気なので、静かな週末の夜に読むのにぴったりな作品。多分、落ち着いて読まないと面白くないし、主人公の心情も理解しづらいと思う。
一つひとつの場面でメッセージを解釈しようとするより、自分なりに感じ取ろうとしながら読むのが楽しい。エンターテイメント小説とそこらへんが違っているから、読むとちょっと消耗するけど、刺激的でよかった。

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