丘の上の愚者―ヴァムピール・アリトス
2009年6月18日 読書
榎田尤利 角川書店 2003/05
吸血鬼ってモチーフが好きだから、以前から気になっていた作品。
ネタバレ
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アリトスとの出会い編という感じで、よく分からなかった。まあまだ1巻だからかな。
やっぱり吸血鬼ものには色気が欲しい。恋愛絡めてほしいとか、そういう意味じゃなく。もちろんニアにしてほしいって意味でもなく!(狙い過ぎたニア作品にはもう飽きた)
…雰囲気的に、という意味で。
主人公の友情を巡る話やおばあちゃんの話も面白かったけど、正直物足りなかった。
でも私が10代前半の頃に読んでた少女小説は、もっとブレが大きかった。1冊目は元気がいいけどシリーズも数冊目になってくると作者がナーバスになってしまい、それがモロに作品をダークにしてしまったり、何をいってるのか分からん…というような展開になったり。良くも悪くも安定感がない作品が多かった気がする。(そのへんの引っ掛かりが、感じやすい10代の気持ちにフィットするという意味では、悪い側面ばかりじゃないはず…)
そういう意味で、重いテーマを扱いながらも安心して読めるのは、さすがエダさんだなあと思った。
吸血鬼ってモチーフが好きだから、以前から気になっていた作品。
ネタバレ
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アリトスとの出会い編という感じで、よく分からなかった。まあまだ1巻だからかな。
やっぱり吸血鬼ものには色気が欲しい。恋愛絡めてほしいとか、そういう意味じゃなく。もちろんニアにしてほしいって意味でもなく!(狙い過ぎたニア作品にはもう飽きた)
…雰囲気的に、という意味で。
主人公の友情を巡る話やおばあちゃんの話も面白かったけど、正直物足りなかった。
でも私が10代前半の頃に読んでた少女小説は、もっとブレが大きかった。1冊目は元気がいいけどシリーズも数冊目になってくると作者がナーバスになってしまい、それがモロに作品をダークにしてしまったり、何をいってるのか分からん…というような展開になったり。良くも悪くも安定感がない作品が多かった気がする。(そのへんの引っ掛かりが、感じやすい10代の気持ちにフィットするという意味では、悪い側面ばかりじゃないはず…)
そういう意味で、重いテーマを扱いながらも安心して読めるのは、さすがエダさんだなあと思った。
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