聖者は街にやって来ない―ヴァムピール・アリトス
2009年6月23日 読書
榎田尤利 角川書店 2003/10
ネタバレ
---------------------------------------------
1巻より面白くなった。物足りなさが解消されてきたような感じ。
エダさんは結構暗いエピソードを書くのが好きだよなあと思った。暗いのはいいんだけど、なんで吸血鬼ものでこういう内容にしたのかがよく分からない。まあ理由が必要ってわけではないけど、ちょっと据わりの悪さを感じた。アリトスは学校の先生になったし、今度の事件も吸血鬼が犯人だったんだけど、学校=友達=事件ってラインとアリトスの絡み方が弱くて、なんだか無理に絡めているような気がしてしまった。もうちょっとアリトスとの友情?のほうに焦点を絞ってくれたほうが読みやすかった。
そんなわけで相変わらず吸血鬼ものに対して求めるような要素はあまり出てこない。でも今回はアリトスの夢という形で過去の話が少し出てきて、その場面では多少雰囲気があったかなあと。
ネタバレ
---------------------------------------------
1巻より面白くなった。物足りなさが解消されてきたような感じ。
エダさんは結構暗いエピソードを書くのが好きだよなあと思った。暗いのはいいんだけど、なんで吸血鬼ものでこういう内容にしたのかがよく分からない。まあ理由が必要ってわけではないけど、ちょっと据わりの悪さを感じた。アリトスは学校の先生になったし、今度の事件も吸血鬼が犯人だったんだけど、学校=友達=事件ってラインとアリトスの絡み方が弱くて、なんだか無理に絡めているような気がしてしまった。もうちょっとアリトスとの友情?のほうに焦点を絞ってくれたほうが読みやすかった。
そんなわけで相変わらず吸血鬼ものに対して求めるような要素はあまり出てこない。でも今回はアリトスの夢という形で過去の話が少し出てきて、その場面では多少雰囲気があったかなあと。
コメント