うえだ真由 新書館 2009/4


冬のベタな作品、3作目。
雑誌掲載時は私的うえだフェアを開催中だったので、とても楽しく読めたのだが、冷めてしまってから読み返すと、あまりに自分の趣味とかけ離れていて厳しかった。
年上攻で歳の差、健気受。うう…。高2の受を「ずっと好きだった」って、ずっとっていつからなんだ。この攻は紛れもなくショタだ……。
ただ、健気受の相手が包容攻ってあたりは読みやすかった。あと、地味系の設定なのに見せ場が多くテンポもよく、盛り上がりも雰囲気もばっちり、キャラの好感度も高く、爽やかめストーリーなので、ベタでもOKって人にはお奨めできる作品だと思う。個人的な趣味からは大きく外れるのに(ひねくれてるから健気系は好きになれない)、小説を読む気持ちよさみたいなものがあった。感情移入できなかったから、すごく感動はしなかったけど満足…というような感想。

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