幻冬舎コミックス 2009/7

ネタバレ
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期待通りに面白かった。
砂原さんは、不器用でちょっと?変わり者だけど可愛げのある受を書くのが上手いなあと。
上芝も「条件」(性格以外のオプション)からいったらBLの攻らしい派手さなんだけど、本人は至って庶民的で、そこがまた魅力的というキャラで、匙加減がよかった。
上巻では庭中がズレているせいですれ違ってしまったふたりだったが、庭中が素直に…というかようやく恋を自覚してハッピーエンド。雨の埠頭に豪華客船と、まさにラブロマンスにぴったりな演出だったのに、ロマンティックな雰囲気にはならなかったあたりが、このふたりらしくて微笑ましかった。切なさ→甘さがしっかりあったし、いい場面だったな~。
続編でもマリモ的な成長?を遂げる庭中と、基本はのんびり系の包容攻なのに、たまに年下らしい可愛らしさを見せる上芝が絆を深めていくのがよかった。
八川の番外編も面白かった。八川は好みのタイプのキャラじゃないけど、共感しやすいし、味があってよかった。
2冊丸ごと大満足~。

…イラストはやっぱりイメージに合わなくて、かわいいとは思うけど、なんだかなあという気分になる。

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