あんまり雑誌は読まないけどなんだかんだいって結構買っているディアプラスの6月発売のをようやく読み終わったのでちょっとだけ感想を。
ネタバレもあるかも。
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特集とは書いていなかったが「ツン特集」だったのかもしれない。読んでも読んでも素直じゃない系の受ばかり。趣味にはぴったり合うんだけど、最後のほうはちょっと食傷気味になった。私、「○○特集」とかついたアンソロは読めないかも。
けど今回は好きな作家さんが多かったからか、久しぶりに雑誌で当たりを引いた。
『Don’t touch me』 一穂ミチ
冒頭で挫折することが多かったけど、初めて最後まで読めた。私には今までより取っ付きやすかったかな。キャラも好感が持てたし意外と普通に楽しめたけど(基本的に趣味に合わないもので、すみません…)ちょっとだけ硬いというか、甘さ控えめな感じだった。エロはなくてもいいんですけどね、掲載してる雑誌が雑誌だから。もうちょっとスイート(笑)がほしかったなあ。
『否認中のハオルシア』 うえだ真由
ももいろヘヴンの続編らしい。本編を読んでいないので、どうしようかと迷ったが読んでみた。珍しく年下攻。でも傲慢なわけでもないのに偉そうであんまり可愛くはない。受のほうは従順なのに素直じゃないみたいな、よく分からないタイプだった。というわけでキャラは好みではなかったが、面白かった。
けど、サボテンを育てるのが趣味で、将来アリゾナに移住するために貯金してるって……なぜそこまで熱烈にサボテンを愛しているのか、純粋な好奇心からかなり気になった。
『CHERRY』 月村奎
月村さんらしいCPだった。からかってくる包容年上攻×意地っ張りで余裕のない年下受。
受の大学生がカッコいいのにちょっと間抜けで可愛い。攻の気持ちが分かるなあという感じ。相変わらず可愛らしいし、爽やかな話で面白かった。
木下けい子さんのイラストがまた、カッコいい系だけど中身が可愛い受のイメージに合っててよかった。
『執務室は違法な香り』 篁釉以子
文庫のスピンオフらしい。
これは受がツンじゃなかった。…と思ったら、攻がツンだったようだ。たぶん。単に傲慢だったのかな?
受が素直天然童顔元気なドジっ子で「彼と一緒に働けるなんて夢みたいだ…!」とか、台詞の語尾が「…!」連発の熱いタイプだったし、文章も趣味に合わなかったから数ページで挫折した。というわけで、攻のタイプは確認できなかった。
『S課長の甘い憂鬱』 砂原糖子
ももいろヘヴン。Sって噂されてるツンな課長がMでした。温和でヘタレな年下彼氏こそがSでした、って話。Mな人の気持ちが分からないので途中はわりと厳しかったが、ちゃんとラブはあったし、話としては面白かった。まあ本人が喜んでるんだから、これでいいんでしょう。
『駆け引き無用』 渡海奈穂
世話焼き腹黒?先輩×田舎で甘やかされて育ったために人に傲慢で失礼な態度を取ってしまうツンだが、それを自覚して頑張っている受。
恥じ入りつつもなんだか、あっけらかんとした態度で自分の非を認めて反省する、なかなか素直な受が可愛かった。渡海さんらしい設定やキャラが随所に出てくるし、悩みもさりげなく重かったりするけど、癖が少なくて読みやすかった。テンポがゆっくりしてるので、ほのぼの感もあった。
萌えはなかったけど、面白かった。イラストも夏目イサクさんで可愛かったし。
『誰より何より愛してる』 久我有加
これも続編らしい。関西弁ヘタレ男前×ちょっと口の悪い強気受。
久我さんらしい話で、強気な受の男前な言動がよかった。元彼女はかなり感じが悪かったが、まあそれはたいした問題ではないので。いつもの久我作品が好きなら面白いんじゃないかと。…面白かったけど、本編は気にならなかった。
『DOOR』 ひちわゆか
これもももいろヘヴンの続編というか、スピンオフ。ノンケなのになぜか居酒屋でイチャついていたCPの話。これもツンではない。
頭はよさそうなのにボケている瀬ノ尾(推定受)が可愛かった。10年も生殺し同居をしていた永井(推定ヘタレ年下攻)はすごいなあと。面白かった!
イラストの門地さんのあとがき漫画に笑った。
ネタバレもあるかも。
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特集とは書いていなかったが「ツン特集」だったのかもしれない。読んでも読んでも素直じゃない系の受ばかり。趣味にはぴったり合うんだけど、最後のほうはちょっと食傷気味になった。私、「○○特集」とかついたアンソロは読めないかも。
けど今回は好きな作家さんが多かったからか、久しぶりに雑誌で当たりを引いた。
『Don’t touch me』 一穂ミチ
冒頭で挫折することが多かったけど、初めて最後まで読めた。私には今までより取っ付きやすかったかな。キャラも好感が持てたし意外と普通に楽しめたけど(基本的に趣味に合わないもので、すみません…)ちょっとだけ硬いというか、甘さ控えめな感じだった。エロはなくてもいいんですけどね、掲載してる雑誌が雑誌だから。もうちょっとスイート(笑)がほしかったなあ。
『否認中のハオルシア』 うえだ真由
ももいろヘヴンの続編らしい。本編を読んでいないので、どうしようかと迷ったが読んでみた。珍しく年下攻。でも傲慢なわけでもないのに偉そうであんまり可愛くはない。受のほうは従順なのに素直じゃないみたいな、よく分からないタイプだった。というわけでキャラは好みではなかったが、面白かった。
けど、サボテンを育てるのが趣味で、将来アリゾナに移住するために貯金してるって……なぜそこまで熱烈にサボテンを愛しているのか、純粋な好奇心からかなり気になった。
『CHERRY』 月村奎
月村さんらしいCPだった。からかってくる包容年上攻×意地っ張りで余裕のない年下受。
受の大学生がカッコいいのにちょっと間抜けで可愛い。攻の気持ちが分かるなあという感じ。相変わらず可愛らしいし、爽やかな話で面白かった。
木下けい子さんのイラストがまた、カッコいい系だけど中身が可愛い受のイメージに合っててよかった。
『執務室は違法な香り』 篁釉以子
文庫のスピンオフらしい。
これは受がツンじゃなかった。…と思ったら、攻がツンだったようだ。たぶん。単に傲慢だったのかな?
受が素直天然童顔元気なドジっ子で「彼と一緒に働けるなんて夢みたいだ…!」とか、台詞の語尾が「…!」連発の熱いタイプだったし、文章も趣味に合わなかったから数ページで挫折した。というわけで、攻のタイプは確認できなかった。
『S課長の甘い憂鬱』 砂原糖子
ももいろヘヴン。Sって噂されてるツンな課長がMでした。温和でヘタレな年下彼氏こそがSでした、って話。Mな人の気持ちが分からないので途中はわりと厳しかったが、ちゃんとラブはあったし、話としては面白かった。まあ本人が喜んでるんだから、これでいいんでしょう。
『駆け引き無用』 渡海奈穂
世話焼き腹黒?先輩×田舎で甘やかされて育ったために人に傲慢で失礼な態度を取ってしまうツンだが、それを自覚して頑張っている受。
恥じ入りつつもなんだか、あっけらかんとした態度で自分の非を認めて反省する、なかなか素直な受が可愛かった。渡海さんらしい設定やキャラが随所に出てくるし、悩みもさりげなく重かったりするけど、癖が少なくて読みやすかった。テンポがゆっくりしてるので、ほのぼの感もあった。
萌えはなかったけど、面白かった。イラストも夏目イサクさんで可愛かったし。
『誰より何より愛してる』 久我有加
これも続編らしい。関西弁ヘタレ男前×ちょっと口の悪い強気受。
久我さんらしい話で、強気な受の男前な言動がよかった。元彼女はかなり感じが悪かったが、まあそれはたいした問題ではないので。いつもの久我作品が好きなら面白いんじゃないかと。…面白かったけど、本編は気にならなかった。
『DOOR』 ひちわゆか
これもももいろヘヴンの続編というか、スピンオフ。ノンケなのになぜか居酒屋でイチャついていたCPの話。これもツンではない。
頭はよさそうなのにボケている瀬ノ尾(推定受)が可愛かった。10年も生殺し同居をしていた永井(推定ヘタレ年下攻)はすごいなあと。面白かった!
イラストの門地さんのあとがき漫画に笑った。
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