木原時間 3

2009年11月25日 木原音瀬
またどうでもいい話を、今回は短めに。
前回振った番号が「2.19」だったから、気分的には「2.76」だったけど、しばらく「3」を書ける気がしないので、それやっちゃうと後がつらい。「2.85」とか「2.9387」とか、もはや円周率?って感じになりそう。

どーでもいいついでに。
お名前の漢字変換が面倒なので、「きはらおとせ」と打って変換している。私の脳内では「このはらさん→木原さん→きはらさん」という順序で変換されているようで。ちなみに「このはらさん」って打つと一発変換は「猶原さん」だった。
…だからブログで書くときは間違えないけど、リアルに喋っていると、うっかり「きはらさん」と呼びそうになることがある。そんな脳内変換の最終形態で出てこようとしなくても…って思うんだけど。
でもねー、ジュンク堂で大声で「きはらさんの新刊が~」とか完全に間違えて覚えて喋っている人と「私は違うんです」。
…ネタが古い上に感じが悪くて、大変失礼しました。

さて、本題(?)のどうでもいい話を。
私、木原作品好きだけど、ファンっていえるほど好きなのかな~?っていつも思う。
まあ小説として面白い、話に引き込まれるのが魅力っていうのは、今まで散々しつこくしつこくしつこく、これでテストに出なかったら詐欺だろってぐらいにしつこく繰り返してきたけど、基本的に設定やキャラは趣味に合わないので。どれも面白いけど、これは素敵だわ~って作品は……たぶんそんなに多くない。まあそのかわり、趣味に合うとハマリ度も高いと思う。
ハマることもあるのに、どうも素直にファンを自称できないのは(たまに堂々と名乗ってるが)、常に「私(の本来の趣味と)は違うんです」っていう思いがあるからで。
まあこれだけ読んでるし、近頃の新刊は必ず買ってるから、好きであることは間違いないんだけど、熱烈でもないし、信者にもなれない。(BL的信仰は別のところで持ってる……)
あと、ブログに感想を書く率が高いのは、ブログネタ的に美味しいからっていう理由もあるんじゃないかと。ストーリーなり設定なり、どこか必ず強烈な木原作品なので、感想を書きやすい。薄味作品だと面白くても、「どこをポイントに感想を書けば…」って迷うことがあるけど、木原作品の場合、書くこと思いつかないってことがない。読後に割とはっきり「これだけは語りたい!」というポイントが自然発生的に浮かんでくるので、体力と時間さえあれば感想は必ず書けるというか。
ツッコミどころ満載のトンデモ作品以外では、これだけ感想ネタ?を提示してくれる作家さんも珍しいので、ついつい感想を書いてしまうという。
…それ以前に、話に引き込まれて読後に残るものが多いとか、感動を伝えたいとか、真っ当な理由ももちろんあるけど、特徴がはっきりしてるから書きやすいっていうのも大きいよなあと。
私にとっては語りやすいし、語らせられる作家さん。

今年は新刊の少なかった木原先生。
今月の新刊(同人誌に加筆)、来月の上下巻の新刊(雑誌掲載作)と、ちょっとラストスパートもあった。まだ雑誌掲載して単行本未収録という作品も残ってるはずだし、来年はどうなるのかなー。とりあえずヘタレ蝙蝠の続きかな?
どーでもいい(しかもちょっと失礼な)ことをつらつら書いてしまったが、新作も楽しみにしている。

勝手な要望。
でも…欲を言えば漫画原作より、小説が読みたいです。コミカライズには、ほとんど興味ないです。小冊子とかドラマCDの特典のSSとか、木原さんの時間と気持ちに余裕があるとき以外は、そーいうこまごまとした仕事は持ってこないでほしいというか。長編をじっくり書いていただきたいというか。
ご本人の楽しみとして書く同人誌ならともかく、販促は……、売れてるんだしもうちょっと控えめでもいいんじゃないかとか。一読者の勝手な都合だけど、マイペースに活動していただきたいなと、近頃とくに思う。

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