勝手が違う

某メイトに久し振りに足を踏み入れた。えーっと、数十年ぶり？
いや記憶にないだけで、間に１回ぐらい行ってるのかもしれないけど。
ものすご～くレジが混んでいた。本１冊買うだけなのに、長蛇の列。どこのイベント会場だ、ここは。たぶん列に並ばないと壁際の棚に並んだ本はチェックできない。某書店のサイン会の列と違って、新刊平台の前に列がないだけマシか。
某書店では「私はＢＬ新刊コーナーを隅々までチェックしたいんだ、君達ちょっとどいてくれたまえ！」って云えない小心者のワタクシの場合、サイン会やってると新刊が買えません。それが目的で行くのにコーナーに近寄れないんで、非常に気分が損なわれます…。
某メイトに話を戻して。…普段なら列に並ぶぐらいなら、手に持っている新刊を売り場に戻しに行くし、こんな場所で買うのは非常に面倒くさくて気が進まなかったのだが、ペーパーをもらうために頑張ってみた。
帰りの電車の中で読もうと思ってカバーを頼んだら、透明のカバーを出してくれた。表紙が隠れないならカバーは必要ないんだけど…。でも断るのが面倒だったのでそのまま待っていたら、シュリンクを取らずに被せてくれた。サイズが合わないから、他の本に使ってくださいと云われた。いや、わたしはその本にかけるカバーが欲しかっただけで、その本に合わないカバーはいらないんですが……と思ったが面倒くさくて云わなかった。
シュリンクを外すと、カバーに細かな傷がつくので外さないそうだ。その心遣いが（わたしには必要ないので）素朴に意味が分からなくて、混んでるから不親切で取ってくれないのかと誤解してしまった…。
ペーパーは折れないように（広告冊子に）挟みますね、折れないように気をつけてくださいって云われた。そっか、折っちゃいけないのか。ペーパーってのは４つ折ぐらいにしてシュリンクに封入するものだと思っていたので、ちょっと驚いた。
しょうがないから店を出てから折り畳んでみたが、不器用なので汚くなってしまった。
うーん。なんだか色々他の書店と勝手が違って戸惑った。ここの客はみんなそんなにコレクター魂を持っているのか…。


空耳。
「なんで一人でガーガー云ってるの？」って聞かれた。
それは換気扇の音。私の鳴き声じゃない！