真崎ひかる 幻冬舎コミックス 2009/06

本屋のレジで列に並ぶのが面倒なので、どうせならいっぱい買おうと思って、あらすじも設定も確かめずに作家買いした本。
この表紙でよく買ったなあ。いや、イラスト自体は好きな絵柄だし、文句をつけてるわけじゃなく、受が可愛い系の学生に見えるので。たぶん普段なら趣味に合わないだろうと思って、中身を確かめずに棚に戻してしまう。


ネタバレ
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そんなわけで、話が面白ければ趣味に合わなくてもいいやと思って読み始めたのだが、受は27歳、攻は22歳。年下攻だった。しかも受はちっとも可愛い系ではなく、さばさばしていて攻にはちょっと意地悪というキャラで、好みのタイプだった。
崖から飛び降りた攻を受が助けるところから始まり、島の民宿でののんびりとした生活が続く。まったりした中で距離を縮めていきつつ、お互いの事情と過去が邪魔をして…というストーリーも面白かった。
重たすぎる過去を持つわりには、あっさり救われてしまった気がしなくもないけど、本来立ち止まっていられるタイプじゃないんだろうなあということで納得した。たぶん、きっかけさえあれば立ち直れる時期に、攻と出会ったんじゃないかなあと思った。
恋愛部分もよかったけど、お年寄りとのふれあいとかもよかったし、こういう静かな島で何もしないでボーっと過ごす休暇とか憧れる。

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