新○館の企画ものを読んだので感想でも書こうかなと。
ただ、ワタクシ単行本派で雑誌連載は読まないほうで。掲載誌を全部追いかけるとか無理っぽい…。第1話は読んだけど、あとは1冊にまとまるまでおとなしく待とうかなと思っている。
あ、ここからは雑誌掲載のネタバレあり。
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企画について。
新○館で木原さん?とか思ってたし、犬耳……とかなり趣味に合わない予感がして読むのをやめようかと思ってた。
企画の内容がよく分かんないんだけど、各雑誌を横断するってことは、BLじゃない雑誌もあるしBLじゃないってこと? 同じシリーズでBLと非BLが混在するのはちょっとキツいけどなあ。
というわけで恐る恐る読んでみた。
ディ○プラスの巻頭でニアだったら、やだなーと思ってたんだけど、1話はBLで安心した。BLじゃない雑誌では、女の子が主人公になったりするらしい。BL誌じゃなければ、ニアよりそっちのほうが好み。BL作家にニアなんて書かれたら、匂わせるぐらいなら最初からBLにしてやーって思っちゃうし。
これからどうなるんだろう?
どこかに詳しく書いてあるのかもしれないが……。
(読み終わった後で調べたら、「各雑誌のテイストに合わせた短編連作」だそうで)
贅沢をいえば雑誌横断ではなく、ハードカバー書下ろしって企画がよかったな。
「木原先生、商業誌初の非BL作品」ってことで。巻末にロングインタビューかなんかを載せて、上下巻(定価各1,470円)ぐらいなら、話題性もあるし、結構売れそうな気がするんだけど。
で、ドラマCDかなんかを同時に発売すれば、どうかなーと。
…ハードカバーも商業誌での非BLも今までなかったと思うけど、知らないだけだったら、すみません。「初」ならBL読者も試しに買ってみる人が多い気がするけど、二度目だとそうでもないかも?
あと、定価は私が個人的に「薄いハードカバー本に出せる値段の上限」って思ってる額で、とくに意味はない。
1話の感想。
とってもソフトで読みやすい話だった。
犬耳、犬尻尾の彼が「人間の精神と肉体に関わることなら、どんな願いも叶える薬」を手に入れ、嫌いな同級生に飲ませたというストーリー。
この薬の面白いところは、服用した人間の願いだけではなく、服用させる人間の願いも叶えることができることだろう。双方が願いをかけたらどうなるのか分からないが……。
犬耳くんは性格の悪い同級生(主人公)に嫌がらせをされて、復讐のつもりで「自分を好きになるように」と願いをかけて飲ませたのだが、犬耳くんに惚れた主人公は人間として成長していき、理想的な恋人になってしまう。二人は結婚することになるが、犬耳くんは主人公の自分への気持ちが薬の影響であることと、いつ効果が切れるか分からないということを気にして別れを切り出す。
犬耳くん(新種の人間)や胡散臭い薬など、特殊な設定や小道具が話の軸になっていて飽きないし、次の短編にも期待が持てそう。そういう連作の要素を抜きにしても、甘めのラブストーリーになっていていいなあと。今回は全然痛いところがない。
格差社会、犬耳犬尻尾の設定、学生時代の主人公の性格の悪さや、強盗に遭う場面なんかは木原節だなあと思うけど、可愛らしいお話だった。
ただ、ワタクシ単行本派で雑誌連載は読まないほうで。掲載誌を全部追いかけるとか無理っぽい…。第1話は読んだけど、あとは1冊にまとまるまでおとなしく待とうかなと思っている。
あ、ここからは雑誌掲載のネタバレあり。
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企画について。
新○館で木原さん?とか思ってたし、犬耳……とかなり趣味に合わない予感がして読むのをやめようかと思ってた。
企画の内容がよく分かんないんだけど、各雑誌を横断するってことは、BLじゃない雑誌もあるしBLじゃないってこと? 同じシリーズでBLと非BLが混在するのはちょっとキツいけどなあ。
というわけで恐る恐る読んでみた。
ディ○プラスの巻頭でニアだったら、やだなーと思ってたんだけど、1話はBLで安心した。BLじゃない雑誌では、女の子が主人公になったりするらしい。BL誌じゃなければ、ニアよりそっちのほうが好み。BL作家にニアなんて書かれたら、匂わせるぐらいなら最初からBLにしてやーって思っちゃうし。
これからどうなるんだろう?
どこかに詳しく書いてあるのかもしれないが……。
(読み終わった後で調べたら、「各雑誌のテイストに合わせた短編連作」だそうで)
贅沢をいえば雑誌横断ではなく、ハードカバー書下ろしって企画がよかったな。
「木原先生、商業誌初の非BL作品」ってことで。巻末にロングインタビューかなんかを載せて、上下巻(定価各1,470円)ぐらいなら、話題性もあるし、結構売れそうな気がするんだけど。
で、ドラマCDかなんかを同時に発売すれば、どうかなーと。
…ハードカバーも商業誌での非BLも今までなかったと思うけど、知らないだけだったら、すみません。「初」ならBL読者も試しに買ってみる人が多い気がするけど、二度目だとそうでもないかも?
あと、定価は私が個人的に「薄いハードカバー本に出せる値段の上限」って思ってる額で、とくに意味はない。
1話の感想。
とってもソフトで読みやすい話だった。
犬耳、犬尻尾の彼が「人間の精神と肉体に関わることなら、どんな願いも叶える薬」を手に入れ、嫌いな同級生に飲ませたというストーリー。
この薬の面白いところは、服用した人間の願いだけではなく、服用させる人間の願いも叶えることができることだろう。双方が願いをかけたらどうなるのか分からないが……。
犬耳くんは性格の悪い同級生(主人公)に嫌がらせをされて、復讐のつもりで「自分を好きになるように」と願いをかけて飲ませたのだが、犬耳くんに惚れた主人公は人間として成長していき、理想的な恋人になってしまう。二人は結婚することになるが、犬耳くんは主人公の自分への気持ちが薬の影響であることと、いつ効果が切れるか分からないということを気にして別れを切り出す。
犬耳くん(新種の人間)や胡散臭い薬など、特殊な設定や小道具が話の軸になっていて飽きないし、次の短編にも期待が持てそう。そういう連作の要素を抜きにしても、甘めのラブストーリーになっていていいなあと。今回は全然痛いところがない。
格差社会、犬耳犬尻尾の設定、学生時代の主人公の性格の悪さや、強盗に遭う場面なんかは木原節だなあと思うけど、可愛らしいお話だった。
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