長かったなあ

フィギュア。結果を知ってから録画を観たからそれほどでもなかったけど、リアルタイムに観た人は大変だったでしょうね…。

まだ結果を知らない人はいなそうな気がするけど。
ネタバレ
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まずは、３人の選手におめでとうとお疲れ様を云いたい。
日本の代表は６人全員が入賞ですか。すごいなあ。

銀メダルは正直悔しかったし、演技の前の表情の硬さが痛々しかった…。
ただ「納得していない」と語る浅田選手を見ていると、頼もしいなあと思う。やれるだけのことは全部やってきたし、銀メダルなんだから、「満足です」って云っても誰も責めないと思うけど、上を見てるところがいいなあ。
銀メダルを手放しで喜べないって、すごい高レベルだ…。
あと、重厚な「鐘」という曲、わりと好きだな。重厚なだけに見応えも十分だったし、曲と振り付けも合っていて、他の選手より曲と動きが合っているなあと感心した。

鈴木選手はすごく頑張ったと思う。入賞できるかと少し心配していたのだが、ほんとキレのあるいい演技で。曲も彼女に似合っていて、会場の大歓声も分かるなあ。観ていてとても楽しかった。

安藤選手の点が伸びなかったことは残念だったけど、素晴らしい演技を見せてくれた。独創性のあるプログラムで、すごく惹きつけられた。
3-3に挑戦しなかったことが裏目に出たという記事を読んだけど、その分まとまりはよくなったんじゃないかなあ。と思いたい。挑戦する姿こそ素晴らしいと書き続けてきたことと矛盾してしまうけど、回避するのも勝負なんだなあと思わせられたから。
考えてみれば、この人本当に苦労してるよなあ。スポーツなんて失敗がつきものなのに、10代の女の子が大バッシングにさらされ、ことあるごとに４回転４回転と騒がれ続けて、よく立ち直れたと思う。最近でも「真央ちゃん可愛い！　けどミキティーは…」みたいな感想をよく見かけるような気がする。なんでだろ…。
その彼女にまたしても降りかかった、場外乱闘…。
「オリンピックは何が起こるか分からない。キム・ヨナ選手は素晴らしいが、自分の演技をしたい」
この安藤選手のごくごく普通の発言に韓国メディアはバッシング。ＳＰの結果を「屈辱の４位」と表現したそうで。なんかもう許せないんですが…。

まあ場外乱闘はさておき。
キム・ヨナ選手の完璧演技、素晴らしいと思ったが、うーん…。これが歴代最高なら、女子フィギュアはもう観なくていいかな～という気分。いや得点に文句をつけてるわけではなく（実際文句のつけようもないでしょう）、あー失敗しないね、上手だね、いまのジャンプすごいきれいだったね～という感じで、本当に観ていて心が動かないので、退屈してしまって…。上手い分、淡々として見えるのかなあ。
あ、でもＳＰより今日のほうが断然好みだった。あの変な決めポーズはいただけなかったが（あまりに安っぽくて、表現力も芸術性も、まったく感じられない…）、今度のプログラムのほうが「表現」という意味では素晴らしかった。
あと青い衣装が似合っててきれいだったなあと。赤っぽい衣装が多かったから、青好きの私としては彼女とロシェット選手の衣装に大注目♪

どうやら私の好みのタイプの演技では、高評価は得られないらしい。男女とも金メダルの演技には上手だなあという以上の感銘を受けなかったので、私にはあまりフィギュアスケートという競技のよさは分からないのかも。
ほんと、これは選手の贔屓とは何の関係もない話。だって贔屓するほど知っている選手がいなかったし…。とくに男子は。
１番最初にライサチェク選手の演技を動画で観ていて、途中で退屈して「フィギュア無理…」と思ったのだが、他の選手の演技では何度も感動したので、まあ好みの問題なんじゃないかと。たぶん。

コストナー選手は残念だった…。うう…。いや演技は観ていないんだけど、好きなタイプだけにもう観ないほうがいいような気もする。