若い頃の三爺（Ｃ拝み屋横丁）の話って感じかな～。
三爺を知らなければ、目新しい設定なんじゃないかと。
まあ思い出したというだけで、べつに被っているとか云ってるわけではないです。
頑張っているけど、ちょっとパワーの足りない３人が楽しかった。話自体が少しおとなしいコメディーなので、こういうキャラがあっているというか。
デビュー作はちょっと変ってるなあと思った。ストーリーは取立てて珍しいものではないんだけど、ものすごくあっさりしているので、「え、それで終わり？」という読後感だった。ページ数の関係なのかな。なんだか盛り上がりがなくて、物足りないといえば物足りないんだけど、余計なものを削ぎ落として余韻を残しているようにも感じた。読み終わってから、一呼吸置いてから味わいが分かるというような。
こういう話だともう少し空気を濃くして重たくするのが定番だと思うんだけど、さらっと描きました、という作風で。それがいいのか悪いのか分からなかったけど、新鮮味を感じた。
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