ショールームで甘い誘惑を
2010年8月3日 BL作家た・な・は行
バーバラ片桐 幻冬舎コミックス 2006/7
高久さんのイラストだから、ソフトな話だろうと予想。
ネタバレ
----------------------------------------
ありがちな新人営業くんの奮闘と、完璧傲慢上司との恋愛で、気軽に読めるタイプの話だった。テンポもいいし面白い。
けど、研修もせずにいきなり接客させるって…変な会社。それで1000万の車が売れないからクビとか言われてもなあと、主人公への同情より、ありえるのか?という疑問のほうが先に立ってしまった。
…まあ外車のショールームの事情なんて知らないので、ありえない!とまでは言えないが。
適度に好感の持てる主人公と、なんだか凄いんです?な上司の恋愛は読みやすかった。長々としたすれ違いにはジレジレというよりグダグダを感じてしまったけど、基本的にはテンポもいいし、パワーもある。せっかく?切ない片思いなんだし、もう少し全体に爽やか系にしてもいいんじゃないかなーと思ったのは個人的な趣味の問題。
有能上司×新人ものとして、話はわりと王道だと思うけど、ところどころ、「えっ??」という展開&雰囲気だった。これがバーバラ先生のテイストなのかな?
2回目でしかもすれ違ってギクシャクしている時期なのに「縛っていい?」とか、やっと思いが通じ合ったときに「縛っていい?」とか。なぜそこまで緊縛好きなのか…。なぜって…そりゃ趣味の問題だろうけど。なぜ??と聞きたくなる(笑)
そして有能上司の秘書は緊縛好きのSだった。ふつうに当て馬(主人公の誤解で、ライバルじゃないのは見え見え)として出てくる、しかも男なのに美人秘書というキャラなのに、なぜそんな特殊な趣味が?!と禅問答的問いかけをしたくなった。
別に難癖をつけたいわけではない。ただ、心の叫びとして?書かずにはいられなかっただけで。
面白かったですが、高級車より緊縛が心に残りました。
この感想を書きながら、高久さんにオヤジが緊縛されている表紙の雑誌を描かせるなんて、バーバラさんは凄いな!と思ったのだが、これは勘違いだった。
今市子さんの『僕のやさしいお兄さん』3巻に「社長緊縛」ってAVが出てくるんで混ざった…。オヤジ緊縛繋がりでゴッチャになる記憶があるとは、己の読書傾向がちょっぴり憎い。
高久さんのイラストだから、ソフトな話だろうと予想。
ネタバレ
----------------------------------------
ありがちな新人営業くんの奮闘と、完璧傲慢上司との恋愛で、気軽に読めるタイプの話だった。テンポもいいし面白い。
けど、研修もせずにいきなり接客させるって…変な会社。それで1000万の車が売れないからクビとか言われてもなあと、主人公への同情より、ありえるのか?という疑問のほうが先に立ってしまった。
…まあ外車のショールームの事情なんて知らないので、ありえない!とまでは言えないが。
適度に好感の持てる主人公と、なんだか凄いんです?な上司の恋愛は読みやすかった。長々としたすれ違いにはジレジレというよりグダグダを感じてしまったけど、基本的にはテンポもいいし、パワーもある。せっかく?切ない片思いなんだし、もう少し全体に爽やか系にしてもいいんじゃないかなーと思ったのは個人的な趣味の問題。
有能上司×新人ものとして、話はわりと王道だと思うけど、ところどころ、「えっ??」という展開&雰囲気だった。これがバーバラ先生のテイストなのかな?
2回目でしかもすれ違ってギクシャクしている時期なのに「縛っていい?」とか、やっと思いが通じ合ったときに「縛っていい?」とか。なぜそこまで緊縛好きなのか…。なぜって…そりゃ趣味の問題だろうけど。なぜ??と聞きたくなる(笑)
そして有能上司の秘書は緊縛好きのSだった。ふつうに当て馬(主人公の誤解で、ライバルじゃないのは見え見え)として出てくる、しかも男なのに美人秘書というキャラなのに、なぜそんな特殊な趣味が?!と禅問答的問いかけをしたくなった。
別に難癖をつけたいわけではない。ただ、心の叫びとして?書かずにはいられなかっただけで。
面白かったですが、高級車より緊縛が心に残りました。
この感想を書きながら、高久さんにオヤジが緊縛されている表紙の雑誌を描かせるなんて、バーバラさんは凄いな!と思ったのだが、これは勘違いだった。
今市子さんの『僕のやさしいお兄さん』3巻に「社長緊縛」ってAVが出てくるんで混ざった…。オヤジ緊縛繋がりでゴッチャになる記憶があるとは、己の読書傾向がちょっぴり憎い。
コメント