L・M・オルコット 角川グループパブリッシング 2008/12
読了~。3巻の子供たちの成長後の物語。
最初のほうは、いい子は魅力的な大人になり、欠点の多かった子供は成長してからも「失敗作」と呼ばれ、ほとんど話にも出てこないことにちょっと衝撃を受けた。「パーティーに忙しくて来られないって言われても、誰も残念に思わなかった」みたいな扱いで。…お説教たっぷりの教育ものなのに、これでいいの!?と。
まあ、みんながみんな素晴しく成長しましたって話じゃ、物語として面白くないからシビアなのは構わないし、基本的には暖かい視点で描かれているんだけど、これだけ作者の贔屓が前面に出てくると、ちょっとなあ…。
とはいえ、作者のお気に入りの少年のその後の話は読み応えたっぷりで面白かった。
読了~。3巻の子供たちの成長後の物語。
最初のほうは、いい子は魅力的な大人になり、欠点の多かった子供は成長してからも「失敗作」と呼ばれ、ほとんど話にも出てこないことにちょっと衝撃を受けた。「パーティーに忙しくて来られないって言われても、誰も残念に思わなかった」みたいな扱いで。…お説教たっぷりの教育ものなのに、これでいいの!?と。
まあ、みんながみんな素晴しく成長しましたって話じゃ、物語として面白くないからシビアなのは構わないし、基本的には暖かい視点で描かれているんだけど、これだけ作者の贔屓が前面に出てくると、ちょっとなあ…。
とはいえ、作者のお気に入りの少年のその後の話は読み応えたっぷりで面白かった。
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