榎田尤利 リブレ出版 2006/08

こちらも久し振りの再読。

ネタバレ
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律も相当おバカさんだが、必要のないところで絡む久々野は、好きな子をからかう小学生のようで……。微笑ましいというより、最初はなんだかなあという感じだった。
ちなみに「ごめんなさい」と言うべき立場?なのは律のほうだが、だいたいいつでも先に暴言を吐くのは久々野なので、どっちもどっち。まあ、要は子供のケンカなので、いくら頭の固い私でもさすがにこれを読んで、「悪いことをしたら謝るべき」とは思わなかった(笑)
どっちもどっちの二人の意地の張り合いが面白いわけで。コメディーですから。

…律は相当子供っぽい性格なのに、シリーズの他のマンガ家の先生方と比べると、うわ~、この先生は普通だ!という感じがするから恐ろしい(笑)
で、この作品はマンガ家シリーズの中で唯一、攻も受も創作をしている。そして、互いの才能を認め合っている。だからこそ、意地の張り合いが面白い。
意地を張り合いつつも相手の作品は素直に誉めるあたり、プライド持って仕事してる男はカッコいいなあと思える。

律の元カノは、薄々律の本当の気持ちに気付いてたのかなあ。自分の彼氏の本命をゲットしてしまいました…って複雑すぎる。うーん。

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