再読3

2010年12月4日 榎田尤利
『誓いは小さく囁くように』 大洋図書 2005/5
ウエディングプロデュース会社社長×マリエデザイナー。
イラストがなあ…。好みのタイプの攻なのに、ものすごく親父くさくて残念。とても30代前半には見えない…。オヤジが描けないイラストレーターは多いが、若いキャラがオヤジになってしまう人は珍しいかも。ちなみに、どっちがいいかと聞かれれば、私は後者。
攻はわりと好きなタイプだけど、受がなあ…。
ドレスのデザイン以外に何もできないのはしょうがないとしても、他人に迷惑をかけておいて、その態度の悪さはないんじゃない?と最初は思う。けど、攻が美味しそうな料理を作って食べさせてやっているのを見ていると、ここまできたら(餌付けしたら)懐いてほしい!と思ってしまう。
しかも、受のドレスへの思いは真摯なもので、応援したくなってくる。
ラストの甘さもよかった。
でも、私の趣味的には、秘書さんのほうがタイプだったり。
↓というわけで、こちらも再読。


『ひとりごとの恋』 大洋図書 2002/09
親友の弟×課長。
正直、親友の弟との恋愛はそれほど印象に残らない。どちらかといえば、親友への片思いと、ぎこちない家族関係のほうが面白かった。親友の弟が、まったく私の趣味じゃないからかもしれない。最初はうっとうしいだけ(…)の攻だが、だんだん良さが分かってくるようになってる。この速度がちょうどいいし、弟の存在のおかげで主人公が「ひとりごとの恋」から抜け出せるのもいいなあと。
と、話としては面白いのだが、親友への片思いを諦める→ 家族の話とストーリーが移っていく中で、新しい恋はちょっと影が薄いというか…。お兄さんの印象のほうが強かった。

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