2010/12/13

これで本当の完結。
寂しくはあるけど、面白かった!

ネタバレ
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「のだめ」らしさがギュッと詰まった番外編だった。
のだめの才能が開花して活躍するようになったので、千秋と一緒にいる時間はますます減ってしまうんだろうなあ。世界的に活躍する音楽家カップルらしい悩みを抱えることになりそうだけど、このふたりなら大丈夫と思える暖かなラストがよかった。

この作品の魅力は音楽家たちが、才能を発揮するために努力する姿と、強烈な個性のぶつかり合い→お互いを認め合って競演、だと思う。
どんどん新しいキャラが出てくる作品スタイルが、中盤ちょっとなあと思ってたんだけど。次々に出てくるキャラクターがみんな魅力的だし、一人ひとりの出番は少ないのに印象は強いし共感できるし、しかも壁を乗り越えていく(または壊していく)力強さにパワーをもらえる。脇役なんだけど、ある場面ではしっかり主役になっている。懐かしいキャラも新しいキャラも、みんながソロパートを任せられている。そういうのが、いいなあと。
そしてキャラが増えるごとに世界も広がっていく気がする。だから、作品自体はここで終わりでも、みんなこれからも頑張っていくんだろうなあと思えて、寂しいけど寂しくない。

懐かしいキャラに関しては、みんな成長したなあと。峰も真澄ちゃんも黒木くんも、すごく頼もしくなった。
のだめも千秋も、お互いに置いていかれないように走り続けるんだろうなあ。パートナーでもあり、ライバルでもあるという関係が素敵。
素晴しい作品だった。

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