無事、帰宅。

大騒ぎしてご心配をおかけしましたが、昨夜のうちに帰宅できました。
皆様、ありがとうございます。

職場はラジオしかないので…帰宅後にテレビで報道を見て、改めて凄まじい被害状況を知りました。
そして、毛布も食料も足りない避難所で不安な夜を過ごされた方々のニュースを見て、私など…暖かい職場でネットをしているという恵まれた状況で大騒ぎして、恥ずかしくなりました。
これ以上の被害が出ないことを祈るばかりです。

昨夜のこと。
職場は暖かいけど横になれる場所もないし、暖房がついていても眠れば寒いし…とにかく疲れていて、一刻も早く帰りたかった。
もしかして、もしかして…となかなか繋がらない運行状況のサイトにしつこくアクセスし続け、23時過ぎにＡ線の運転再開をＡ線のサイトで知った。
私はＡ線では帰れないんだけど、Ａ線の終点の駅は自宅最寄の駅から電車で３０分ほどの距離。とにかく都内を抜け出せれば、異様な渋滞にも捕まらないはずと思って、うまくタクシーに乗れる保証はなかったけど、急いで駅に向かった。

毎年４月になると話題になる乗車率で、堂々のワースト記録を保っている？Ａ線だけど、動き出した時間が遅かったせいか、比較的空いてるかな？という乗車率だった。乗り切れない人がホームに取り残されたりしてたけど…電車内では両足を下ろす場所がちゃんとあった！　これはＡ線的にはマシな混み具合だと思う。
大型ベッドタウンを抜けていくと、ようやく携帯を取り出す余裕もでき、家族にメールを出そうとしたら、友達からのメールが数時間遅れで届いて、そこから相手のメール発送時間に関係なくランダムにメールが届き始めた。こっちから出したメールに返事がないなと思っていたのだが、届いていないだけで返事はきていたようで。
Ａ線に乗っている間は家まで辿り着けるのか微妙だったので、ちょっと不安だった。終点の駅でタクシー待ちをして、果たして何時間で乗れるのか分からないし、その駅は周囲にファミレスなんかもなさそうだから、始発を待つ場所もなさそうで。職場に残ったほうがよかったかなあと思ったりもした。
で、安全のために速度を落としたＡ線で終点の駅に着いたのが25：30。そこは私が普段使っているＢ線との乗り換え駅なのだが、ホームに下りてからＢ線運転再開を知った。普段ならとっくに終電を過ぎている時間だけど、Ｂ線はスピードを落としながらトコトコ動いていて、ほんとありがたかった。自宅最寄り駅まで無事に到着。
１０分ぐらい待っただけで、すんなりタクシーに乗れた。タクシーの運転手さんがいうには、夕方には「５時間待ちました」というお客を乗せたとか…。５時間あれば余裕で国外逃亡できそう。
帰宅したのは26：30だった。３時間ジャスト。普段でも２時間かかる距離だから、遠回りしての３時間はかなり順調だったと思う。
ニュースを見てからお風呂に入って、ゆっくり眠れた。

朝刊を見て（被害状況はテレビですでに知ってから）見出しの大きさに驚く。これほどの見出しは、昭和から平成に変った日以来かもしれない。
これ以上の余震と津波がないことを祈る。