選抜

2011年3月13日
選抜開催が決まったようで。
「こんなときに何を考えてるんだ、自粛しろ」なんて批判もネット上で見かけたけど、私は予定通り開催してほしい。
「被災した方々に、高校野球で元気を出してほしい」って話じゃない。たぶん、避難所では試合なんて観られないだろうし…。
でも、現段階では届かないと分かっているから、応援メッセージなんて意味がないって考え方はよく分からない。高額を寄付すれば、思いやりの気持ちはいらないの?
甲子園の入口に募金箱を設置すれば、実際的な支援もできるわけで。
(ディズニーランドが営業しないのは、節電になるから正しいと思うけど。アトラクションの安全点検も時間かかって大変なんだろうなあ…)

日本全国で沈痛な顔をしていれば、被害が収まるわけではない。むしろ、それってマイナスなのではないかと。
被災していない地域の人間にできることって限られていると思う。
募金。
節電。
見守ること、祈ること。
それから、元気に働いて楽しく生活して、日本を支えること。
「負けないぞ」って思うこと。

これから復興に何年かかるか分からないのに、被災していない人が陰気になってどうするんだろう?
まだまだ先は長い。支える側が足場を固めて今の生活をしっかり守らなければ、支援なんて続かない。
だから、支える側にとっても気持ちを盛り立てるような話題って必要なんじゃないだろうか。

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