葛城副編集長の最後の賭け
2011年5月25日 高遠琉加
高遠琉加 角川書店 2011/4
作家買い。
『成澤~』のスピンオフ。『成澤~』が正直あまり…という作品だったから、今回は買うかどうかちょっと迷った。
うーん、ルビーの高遠作品は趣味に合わないかも。
ネタバレ
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雰囲気やら展開は面白かった。
ただ、やっぱり現代舞台の身分差に違和感があるし、諒というキャラに少しも共感できなかった。彼が最後まで敬語で、最後まで常盤に縛られていたのが、どうにもやるせなかった。
何を選ぼうが本人の自由だけど、鳥籠から出しても飛ばない鳥みたい……。何が幸せかなんて人それぞれ違うと分かっていても、諒の生き方を見てると閉塞感で息苦しくなるというか。
葛城副編集長の本好きなとこが好きだから、跡継ぎになっちゃったら、つまんないなあと。諒も本好きだから出版社勤めにもう少し共感があるかと思ったのに、なーんだ、興味がないのか…っていうガッカリ感も。
作家買い。
『成澤~』のスピンオフ。『成澤~』が正直あまり…という作品だったから、今回は買うかどうかちょっと迷った。
うーん、ルビーの高遠作品は趣味に合わないかも。
ネタバレ
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雰囲気やら展開は面白かった。
ただ、やっぱり現代舞台の身分差に違和感があるし、諒というキャラに少しも共感できなかった。彼が最後まで敬語で、最後まで常盤に縛られていたのが、どうにもやるせなかった。
何を選ぼうが本人の自由だけど、鳥籠から出しても飛ばない鳥みたい……。何が幸せかなんて人それぞれ違うと分かっていても、諒の生き方を見てると閉塞感で息苦しくなるというか。
葛城副編集長の本好きなとこが好きだから、跡継ぎになっちゃったら、つまんないなあと。諒も本好きだから出版社勤めにもう少し共感があるかと思ったのに、なーんだ、興味がないのか…っていうガッカリ感も。
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