砂原糖子 新書館 2011/04

タイトルから、傲慢パティシエ攻を想像していたので(…なぜ傲慢)、こんな話だったのか~と驚いた。
砂原さんの心がきれいで年下にも丁寧語で、ズレまくった変人ってキャラは、「またですか」って思ったが、今回も結構笑えた。
でも、どんなに宇宙人キャラが出てきても、作品内で宇宙人は宇宙人として認識されるので、読んでて疲れるようなことはない。
受の辛い過去やら、成長やら、これまた砂原さんらしい描き方で面白かった。
お互い拗ねると面倒くさいカップル(笑)


この作品で特筆すべきなのは、合鴨の中の人のプロフェッショナルぶりだ。
遊園地のアヒルの着ぐるみキャラのことなんだけど、ちょっとした?試練が…。
まずアヒルはホテルのロビーで待たされました。待たされた上に、リーマンから男子高校生に贈られる花束を渡す係でした。花束の理由は「二人が出会ってから半年の記念日v」、その後はセミスイートにご案内しました。
合鴨の中の人、よく頑張ったね。誉めてあげたい。

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