完全なる表紙買い。
設定すら確かめずに買いました…。
ちなみに『非保護者』のスピンオフ。作者もイラストレーターも同じなのに、まったく気付いてなかった。
ネタバレ
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未読なのは間違いないのに、なんかすげー、この設定知ってるわ、でも思い出せなくてモヤモヤする～と悩んだ挙句、そうだ、『非保護者』と同じ設定だ！と自力で思い出せた。
しかしながら、『非保護者』の作者が誰だか思い出せず、「こんなに設定が被ってて許されるものなんだろうか？」と真剣に考えてしまった…。スピンオフだって可能性がまったく頭になかったらしい。
ある意味で個性なのかもしれないけど、椎崎さんのタイトルのつけ方がどうにも。別にセンスがどうのこうのという話ではなく、単純に「タイトルの印象が薄すぎて、タイトル見てもどれがどの話なのか思い出せない」という事情で、もう少し違ったタイトルつけてくれないかなあと思う。
えーっと内容の感想も。
主人公の陶芸家が仕事にプライド持ってるし、言うときに言うタイプで共感しやすかった。ただ、時々回線がショートするらしく、なんで急にぼんやりして「気がついたら～～でした」って展開になるのか意味が分からなかった。
攻の強引さには、嫌悪感しかなかった…。いくらなんでも、人様の家を勝手に工事するって、ありえないわ。あなた大丈夫ですか？レベル。
そういう攻の非常識＆不愉快な態度に、主人公がいちいち反発するのが、共感しやすくてよかった。いや、そこで反発してくれなければ、私が本を投げてたと思うが。
でもまあ、わりと最後は納得できるラストだったし、攻の気持ちが明かされると、許せないってこともなく。読後感はよかった。
この作品、私は結構好き～。
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