椎崎夕 大洋図書 2011/10

よほどのことがなければ、1度読み始めた本は途中で放り出しません。
というわけで、あれだけボロクソ書いたのに、続編を読んでみた。

まだ続くそうで。…コンパクトにまとめればいいのに。


ネタバレ
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1巻はグダグダで読みづらかったが、2巻は普通に読みやすいテンポだった。とはいえ、主人公がぼやーっと流されてばかりで、自主性や行動力が並以下なところにイラッとくるが……イラッとしつつも、先が気になる展開で、結構楽しく読んだ。
1巻ではわけの分からん、こじつけタイトルみたいに思えたんだけど、今回はタイトルに偽りなしな展開になった。

この内容でこれだけ長々続けて、一体どんな決着をつけるつもりなのか、わりと興味がわいてきた。
後味よく終わらせられるのかな…。
…いっそ、ビターエンドで1冊にまとめたほうが、作品の完成度が上がったのではないかと思うが、最後まで読めばまた印象が変るかもしれない。

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